リフトアップやシワの改善、美肌効果…うれしい効果が盛りだくさんの美容鍼は、マドンナなどのハリウッドセレブが夢中になったことで火がついて世界じゅうで話題に。でも、やってみたいけど、顔に鍼を刺したりするのは、ちょっと抵抗が…と思う方に朗報です!

「どこの家庭にもあるキッチンツールで、毎日セルフケアをすれば、月に2回以上鍼灸院で美容鍼の治療を受けているのと同等の美容効果があります」と台所でできる美容鍼灸を提唱する、鍼灸師の橋爪佐和子先生にフォークを使ったセルフケアを教えてもらいました

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口元全体が若返ってくる

 今回ご紹介するのは、フォークでほうれい線のシワを改善するセルフケア。

「年を重ねると、口の周囲の筋肉の硬化とほお下の皮膚の加齢によって、ほうれい線が目立つように。美容鍼は体表からの刺激で体内の血やリンパの循環を巡らせることができるので、ほうれい線のケアができます。ケアを重ねると、溝がじょじょに薄くなり、血流も改善。口周りがふっくらし、口元全体が若返ってきます」

●用意するものはフォーク一本、所要時間はたったの1分

 これを家庭で行う場合に必要なのがフォーク。まず、先端が鋭すぎないフォーク(子供用のフォークなど)を一本用意します。それでは、やり方を説明しましょう。

<やり方>

【1】ほうれい線の溝に沿って、縦にしたフォークの先端を軽く3秒ほど押し当てる。これを左右3回くり返す

あ

【2】【1】で刺激できなかったほうれい線の溝の部分に①と同様にフォークを押し当てる(いちばん上の写真を参照)。これを左右3回くり返す

【3】フォークを横にし、ほうれい線と口の周り全体を10秒ほどかけてタッピングする

う

【4】最後に、ほうれい線を指先で軽くマッサージする

え

 たったの1分で出来るほうれい線ケア、続けることで確実に若返り効果が出ます。メイク道具にフォークをプラスし、毎日の習慣にしてみてはいかがでしょうか?