こんにちは。若松美穂です。主婦業のかたわらエッセイストなどもやりつつ、楽しく、豊かに暮らすためのさまざまな工夫を提案しています。テーブルまわりを中心に、生活のなかの小さな発見をつづっていけたらと思っています。

若松美穂のおいしい生活
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大掃除の季節ですね。皆さん進んでいますか? 私は先日、3畳ほどのクローゼットの整理をしました。約一年ぶりです。

外から見たクローゼット

普段のもの探しの時間が減るから、クローゼットの大掃除がおすすめです

クローゼット内のクリアケース収納を移動し、ホコリを吸い取ろうかなと見てみると、それほどでもなく、ホッ。わが家は結婚当初から(一軒家に引っ越したあとも)、ハンガーにぶら下げる以外の衣類は、クリアケースに収納しています。ここを整理して捨てるものを捨てたら、掃除は、衣類カバーやケースの上部のホコリだけササッと取るだけなので、ラクちん。

隅にカゴ

クリアケースは、とくにキャスターがついているわけではないのですが、するすると床を滑って動かしやすい。クリアケースだから軽い…のかな? 重なっていても3つですし、普段からちょっとずつ動かして掃除をしているのできれいなのだと思います。キャスターがついていると、引っぱるたびに動くので、なにもついていない方が私は使いやすいかな。

引き出し

万が一壊れて買いたすとしても、どこにでも売っているものだから合わせるのもラクですし、引っ越しの際はそのままも持ち運ぶことができる。こうして掃除をするときも、簡単に移動することができ、私にはぴったりです。ずいぶん前から使っているのですが、奥行きや横幅などを測り、近くのホームセンターで購入したような気がします。

クローゼットって、整理する私にはBefore/Afterがわかっても、家族にはあまり変わっていないように見えるもの。ですから、ほめられよう、認められようと思ってすると、辛いのです(笑)。私が整理する目的は、日々の暮らしが変わるからと、ラクになるから。

まず、どこになにがあるのかを再確認できるので、普段の「もの探しの時間」が減ります。

洋服カバー

たとえばこのカバー。わが家は、日常的に着る回数の少ないものやコート、季節外の衣類には、すべてカバーをかけています。

マスキングテープ

ホコリよけにはなりますが、そうすると中身がわからないので、マスキングテープを使って、中身を記しておきます。娘たちも成長し、ときどき私のコートを着ることがあるので、こうしておくと私が手を貸さなくても自分で探し、同じ場所に戻すことができます。

表がビニール、裏が不織布になったこのカバーは、SEIYUでかなり前に購入。たいていのものが入る長さと低価格が気に入って買いました。

さらにもう1点、大事なポイントが。しっかりとしたマチがあるのです。このマチのおかげで、ボリュームのあるコートもすっきり収納できますし、季節外のYシャツなどは、3枚くらい一緒に収納できます。薄いものはつぶして薄くもできるので、自由自在なのです。

 

また夫は、コート類をそのたびにカバーの中に戻すのを面倒に感じるようなので、今身につけるコート類は、上だけにカバーをかけ、取り出しやすいようにしています。

上だけカバー

肩だけのこのカバーは、今は販売されていないようですが、フェリシモのものだったと思います。

もうひとつ、整理してよいことは、「なにをどれくらいもっているのかがわかる」ので、次に買い物へ行ったとき「なにが必要かがわかる」とともに、「ムダ買いを減らすことができる」ところ。

今回整理して気がついたことは、今、女性陣のコートは十分なくらい種類があること。ベージュの衣類が多いので、もう増やさない方がいいなということ。それから、夫のパンツ類がもう少しあってもいいのかなということ(何度か整理してもらったのでかなり減ったらしい)です。

ごちゃごちゃ

整理している最中は、ごちゃごちゃしますし「終わる気がしない」「もう疲れた」なんて思うこともしばしば…。

片づけ終了

でもでも、終わってみると「やっぱりやってよかった~」「気持ちいい!!」と思えるもの。

すっきりクローゼットで、年末年始を心地よく過ごすことができそうです。

【若松美穂(わかまつみほ)】

1972年、宮城県生まれ。お金をかけずにセンスと工夫でおしゃれに暮らすカリスマ主婦読者として、生活情報誌『ESSE』や『サンキュ!』などで紹介され、人気者に。2011年、心理カウンセラーの資格を取得。主婦業のかたわら、エッセイストとしての執筆活動のほか、講演、各メディアへの出演など多方面で活躍。気持ちによりそった提案が主婦の熱烈な支持を得ている。「ペンギンのお茶会」「心を癒す講座」は、全国各地で実施され、リピーターとなるファンもいるほど。著書に「カリスマ節約主婦・若松美穂の暮らし上手の小さなヒント」「私と家族のしあわせ時間」(ともに扶桑社刊)など。夫と、大学生、高校生の娘、母親の5人家族。埼玉県在住。
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