大掃除は1日で一気にやるのではなく、家事の合間に部分ごとに片づけていきましょう!
今回は、リビングのカーペット・スイッチプレート・ドアノブ・ソファなど、部分的な大掃除テク。
家事・掃除・住宅アドバイザーの藤原千秋さんに教わりました。

今日の大掃除はカーペット・スイッチプレート・ドアノブ・ソファを重点的に!

掃除機と、セスキ水を含ませたぞうきんを用意して、リビングの清潔感をアップしましょう!

セスキ水とは、セスキ炭酸ソーダを水100mlに小さじ1/2ほどを溶かしたもの。油汚れや手アカ汚れがよく落ちるのが特徴です。
使うときはゴム手袋をしましょう。

●カーペット:毛足の長いものは汚れがたまりやすいので念入りに

1.毛足の向きに逆らって掃除機をかける

毛足に逆らって
毛足に逆らって掃除機をかけるときれいに!
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カーペットはいつもより丁寧に、じっくり掃除機をかけます。
「ブラシタイプのノズルを使って、毛足の向きに逆らうようにかければ、奥にたまったホコリまで取り除けます。同じ場所を何方向からもかけるといいですよ」

2.ゴム手袋で髪の毛などをからめ取る

髪の毛をからめ取る

ゴム手袋をはめて、指先でカーペットの毛をかき起こすようにしてなでていくと、掃除機でも取りきれなかった髪の毛やホコリなどがからめ取れます。

「とくに毛足の長いカーペットは、汚れがたまりやすいので念入りに」

3.セスキぞうきんでふく

レンチンセスキ

セスキ水を含ませたぞうきんで、カーペットの表面をよくふきましょう。

ポイント

「素足で歩いたときについた皮脂汚れもよく落ちます。なかなか洗えないカーペットも、この方法で掃除するとかなりさっぱりしますよ!」

●スイッチプレート・ドアノブ:手アカをセスキぞうきんでふく

ドアノブ

みんなが触るドアノブやスイッチプレートも手アカ汚れがたまっています。

「セスキぞうきんを使えば、軽くふくだけできれいに。意外と目につく場所なので、ここを押さえると、部屋の清潔感が一気にアップ!」

●ソファ:座面を外し、掃除機でホコリを吸う

ソファ

ソファのすき間にはホコリや髪の毛などがたまりがち。

「座面を外し、掃除機のブラシノズルで背もたれやひじかけの境目を重点的に。座面を外せない場合は、ノズルを押しつけるようにし、すみまでしっかり掃除機をかけましょう」