1年を通して汚れがたまっている網戸・窓と玄関。大掃除できれいにしましょう!
家事・掃除・住宅アドバイザーの藤原千秋さんに、サクサクできる大掃除の方法を教わりました。
歯ブラシ、手袋、綿棒が活躍!窓と玄関の大掃除
●網戸・窓
(1)サッシの溝のホコリをブラシでかき出す
すべての画像を見る(全10枚)サッシの溝にたまったホコリや泥は、古歯ブラシを使ってかき出します。
「歯ブラシでもかき出しきれない細かい溝のホコリは、使い古した歯間ブラシで。時間がたってこびりついた汚れもかき出せて、気持ちがいいですよ」
(2)掃除機でホコリを吸う
ブラシでかき出したホコリや泥は、その都度掃除機の細いノズルで吸い取ります。
「細いノズルを使うと、吸引力が一点集中するので、ホコリや泥を逃さず取れるんです」
(3)網戸をメラミンスポンジでこすり洗いする
網戸は手のひらサイズにカットしたメラミンスポンジに水を含ませ、なでるようにふきます。
「左右に手を動かし上から下にふきます。バケツに水をため、ときどきすすぎましょう」
汚れがひどければ、バケツの水にセスキ炭酸ソーダを大さじ1ほど加えても。その場合はゴム手袋をはめてふきます。
戸建てで庭などのスペースがあれば、屋外でまとめて水洗いするのがおすすめ。
ブラシで全体のホコリを払い、表面を濡らして中性洗剤をスプレーし、スポンジで優しくこすり洗い。水をかけてすすぎ、乾燥させればさっぱりします。
4.落ちたスポンジカスを取り除く
網戸をこすり洗いしたあと、下にはメラミンスポンジのカスやホコリや泥のかたまりなどが落ちています。
「ミニチリトリとブラシで取り除きましょう」
5.スクイージーで窓ガラスを水ぶきする
網戸掃除が終わったら、最後に窓ガラスを掃除して窓回りの仕上げ! 窓に水を吹きつけて、スクイージーで水をきっていきます。
スクイージーの動かし方は、左から右へ(左利きの人は反対に)。上部からスタートして少しずつ下にずらしていき、下の桟ギリギリまで水をきりましょう。
「網戸掃除のあとは外側が汚れるので、外側も忘れずに」
6.ブラインドのホコリを払い、羽根をふく
ブラインドは、まずハンディーモップで全体のホコリを落として。次に、ゴム手袋と軍手を重ねてはめ、中性洗剤をつけて羽根を1枚ずつふいていきます。
「手袋を二重にすれば、薄い羽根でもケガの心配がありません」
●玄関
(1)ゲタ箱の中身を出し、ホコリを払う
新聞紙などを敷いて、ゲタ箱の中身をすべて出します。
「からになったら、ミニブラシとチリトリでホコリや泥を掃き出してきれいにします」
(2)たたきに掃除機をかける
たたきのホコリは掃除機で。
「ノズルが直接触れるのは抵抗のある場所。先の細いノズルなら、床から浮かせても気流が起こってよく吸い取れます」
目地の汚れは2、3本束ねた綿棒でこすって。ウエスで水ぶきすれば完璧!