●折りたたみティッシュに適した器のサイズ

ガラスの器に入れたティッシュ
洗面所では、ガラス花器をティッシュ入れに使用
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入れ物の形状ですが、取り出しやすさを考えると、約11cm幅のティッシュを半分にたたんで入れたときにばらけない、幅や直径は15cmまでくらいまでがおすすめ。また、半分に折り曲げたティッシュ束の高さも11cmくらいなので、器の高さも15cmくらいだと取り出しやすいです。

●ティッシュカバーではダメなの?

気に入っていれば、もちろんよいと思います。ただ、ティッシュカバーは、ティッシュの箱に生活感があるから隠したためにあると思うのですが、その割に、より大きく重く、存在感が増えます。臭い物にフタをする発想なのに、かえって占拠しているように感じています。

箱ティッシュ

また「別にそのままでもいいじゃない」についても、おっしゃるとおり。気にならなければ問題ありません。

ティッシュの箱とティッシュ入れ比較
見比べてみると、ティッシュの箱の主張の強さが歴然

ティッシュの箱は、店頭で商品名が目立つように考えられたデザイン。なので、それを家に持ち帰ったあとは「自分の好きに変えてもいいのでは? その方が楽しいのでは」と思っています。自分の好きな器に入れるだけで、部屋の雰囲気もがらっと変わりますよ。

●ティッシュの入れ物実例

最後に、お客様が実践されている方法のなかから、いくつかティッシュの入れ物の例をご紹介します。

赤い壁の前に紫色のティッシュ入れ

シックなカラーの花器に入れたスタイル。赤い壁になじんでいます。

藤のカゴにティッシュ

ナチュラル好きな方は藤のカゴもいいですね。

テーブルの上に木箱

フタつきのシェーカーボックス(オーバル型の木箱)は、ティッシュが入っていることすらわからないのもポイント。

白い部屋

モダンなおうちは、シルバーのゴブレット(グラス)などもすてきです。

洗面所にティッシュの入れ物

洗面所にシンプルな陶の器。置く場所によって入れ物を変えるのも楽しいですよ。

小さな部分ですが、細部を見直すことで、家の隅々まで見え方が変わってきます。隅々まで見えると、暮らし方が変わり、お金や時間の使い方までも変化してきます。家の中にきっとかわいいティッシュの入れ物はあります。仕方ないと思っていたことが、0円で自分らしく激変する様子をぜひ味わって楽しんでいただけたらと思います。