気づいたら家のあちこちにクモの巣ができていて、掃除が大変…なんてことはないでしょうか?
ここでは、お掃除ブロガーのよしママさんに、クモの巣の掃除方法と、巣を張らせないための対策を教えてもらいました。
クモの巣ができやすい場所とは?掃除方法と対策
暖かい時季に動きが活発になるクモ。寒い季節に比べると、あっという間に巣を張られてしまったり、家の中でもクモの姿を見かけたりすることがあります。
クモの巣をそのままにしておくと、見た目も悪いうえに、ホコリや虫、ゴミなどがひっかかってしまい衛生的ではありません。放っておくと、どんどん増えてしまうので、見つけたらすぐに取り除いておきたいですね。
●クモの巣ができやすいのは、人通りが少ない場所
庭などの屋外でクモの巣ができやすいのは、人通りが少なくエサとなる小さな虫がいる場所です。
すべての画像を見る(全8枚)雨の当たらない軒下や、ベランダ、倉庫の中、植物やフェンス近く、自転車周り、雨戸などあらゆる場所にクモの巣はできます。
室内では、玄関や人通りの少ない部屋、押し入れの中、段ボール、部屋の隅、天井、家電や家具の裏などにも巣を張られがち。
●屋外では、市販のクモの巣用の薬を使用するのがオススメ
屋外のクモの巣の駆除方法としては、クモの巣用の市販薬を使うのが簡単でオススメです。わが家では「アース クモの巣消滅ジェット 450ml」を使っています。
こちらは、屋外専用のものです。
(1) スプレーしてクモを退治する。
(2) 虫取り網や排水口用ネットを被せたほうきで、クモの巣を取り除く。
直接スプレーすることでクモを駆除でき、さらにシリコーンコート効果でクモが巣を張るのを予防することもできます。
そのほかに、庭の掃除をしたり余分な枝木の剪定を行ったりすれば、エサとなる小さな虫が住み着にきくくなり、その結果クモもやってこなくなります。
●室内のクモの巣には、ピレスロイド系の殺虫剤と手作りの退治グッズを使って
室内でクモを退治する場合は、人に対して毒性が低く安全なピレスロイド系の殺虫剤をスプレーします。
クモを外に逃がす場合は、手づくりのグッズを使用するのがオススメ。
ハンディモップに排水口ネットを被せたものを、クルクル回してクモの巣を絡めとります。クモがネットの上に乗ったら、そのまま外へ連れ出してください。
これを使えばクモの巣とゴミを同時に取ることができ、使用後はネットを捨てるだけでOK。
また、クモの巣を取り除くだけではなく、エサとなるゴキブリやダニ、ハエ、蚊などが住みにくい環境になるよう、こまめに掃除をすることをオススメします。
わが家では家具の裏や、床の隅などのホコリ取りをとくに丁寧に行うようにしています。その際、虫除け効果のある薬剤をスプレーしておくのも予防に効果的です。
小さな虫がいなくなれば、エサがいなくなるためかクモもあまり見かけなくなります。
●まとめ
クモは暖かいと動きが活発になるため、少し涼しくなってきたこの時季に、クモの巣掃除をするのがオススメです。
ただ、クモのなかには「セアカゴケグモ」などのように毒を持った危険な外来種もいます。そうしたクモの可能性もあるため、掃除の際は無理に巣を壊したりせず、今回紹介したようなクモ専用の殺虫剤か、ピレスロイド系の殺虫剤を散布してから、巣を取り除くようにしてください。その際、皮膚に触れないよう十分注意することも重要です。