自分の黒歴史を赤裸々に描いた漫画を、インスタグラムで発表している大盛のぞみさん。2人の子どもを育てる母でもある彼女が、“ほっこり下品”な、ゆるい子育て漫画をお送りします。
つらすぎたつわりの思い出。体を乗っ取られているみたいでした
妊娠中なにがつらかったかと思い出すと、まず、体をなにかに乗っ取られてるかのような“つわり”でした。今回はその“つわり”の話をしたいと思います。
すべての画像を見る(全8枚)私の場合はとにかくヨダレだらだら。
眠たい。
おなかが減ると気持ち悪くなって、めまいと吐き気がする。
そして…脂が食べたい!
スーパーの持ち帰り自由の牛脂を見るとさらにヨダレが止まらなくて、自分でもドン引き。いわゆる、食べづわりでした。
脂が好きになった代わりに、それまで大好きだった麺つゆ系の味のものが軒並みダメになってしまいました。いちばんダメだったのが「どん兵衛」です。当時は中居正広さんがCMに出てたんだけど、そのCMを見ただけでえずく。はては中居正広さんを見ただけでえずいていました。
つわりが治まると好みは元に戻って、中居くんのこともどん兵衛のことも好きな状態に戻ったんだけど、なぜこれがダメになるんだろう…と、自分の体のくせにまったく意味がわかんなかったです。
そうそう! 体重もだけど、ひどかったのが肌。常に顔がテカテカオイリー。さらに、吹き出物だかニキビ建設中。体重や荒んだ見た目を病院の先生や友達に注意され、ストレスはMAXに。今思うと、第1子妊娠のときは急に軟弱になったように感じる自分の体の変化や、食べたら即太るモードに切り替わったことに、よくムシャクシャしてたなあ…。
2人目の娘のときには、あいかわらずヨダレ症状と中居くん&どん兵衛拒否反応は出たものの、いずれ収まるもんだから!と、気楽に構えられるように。なにより乙女チックな食べ物に自分の好みが変化したのがおもしろくて、状況を楽しめるようになっていました。
妊婦は太ってた方が妊婦らしく見えるし、血液検査や赤ちゃんに問題なければツワリ中くらいのびのび好きなもの食べてもいいんじゃないの?と、自分に甘々な私はそう思ってます。