愛犬たちと快適に暮らすために、築浅のマンションをリノベーションした小池さん。3頭のフレンチブルドッグと暮らしています。滑りにくいフロアタイル敷きの床、ペット用カートが出し入れしやすい玄関土間、遊び場にもなる広々としたバルコニーなど、愛犬たちの過ごしやすさや安全性に配慮。愛犬たちも家族も、みんなが心地よい空間を実現しました。さっそく見せていただきましょう。

LDKでくつろぐ家族と愛犬たち
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目次:

フラットで開放的だから愛犬も家族ものびのび!愛犬と家族を見守れる、清潔感あふれるキッチン玄関土間の隣にドッグルームを。快適&安全に暮らす工夫がいっぱい間取り(リノベーション前後)

フラットで開放的だから愛犬も家族ものびのび!

極力家具を置かないようにしてスッキリとさせたLDK

LDKは愛犬たちのために極力家具を置かないようにしてスッキリとさせています。テレビは壁付けにし、コード類を壁の中に隠しているので安心です。

また、床は滑りにくいフロアタイルを敷いてフラットに。年を重ねて日々の散歩がつらくなってきた愛犬たちにとって、LDKは格好の運動の場となりました。

造作したデスクのあるリビング

LDKに隣接していた洋室の壁を撤去し、リビングスペースを広げました。造作したデスクでは、長女が勉強をしたり夫が作業をしたりするときに活用しています。

室内とフラットにつながるバルコニー

バルコニーに出ると、開放的な空間が広がります。室内とフラットにつながるので、愛犬たちの出入りもスムーズ。アウトドアリビングのような雰囲気です。

愛犬と家族を見守れる、清潔感あふれるキッチン

白で統一した清潔感あふれるキッチン

換気扇や冷蔵庫などを白で統一した、清潔感あふれるキッチン。

ヘリンボーン柄のフロアタイルで仕上げたキッチンの床

キッチンの床は、ヘリンボーン柄のフロアタイルに。すべりにくく、メンテナンスがしやすいというメリットがあります。

室内窓を設けたキッチン背面の壁

キッチン背面には室内窓を設け、隣のドッグルームをのぞけるように工夫されています。

【この住まいのデータ】

▼家族構成
夫40代 妻40代 長女

▼リノベを選んだ理由
使いにくかった開き戸を引き戸に替えることへの検討を機に、愛犬を含め家族全員に最適な環境をつくりたい、とリノベーションをスタート。

▼住宅の面積やコスト
専有面積/70.34㎡ 工事費/858万円(税・設計料込み)

玄関土間の隣にドッグルームを。快適&安全に暮らす工夫がいっぱい

ペットカートごと入れる広い玄関土間

玄関はペット用カートのまま入れるよう、ゆったりとした土間仕様に。玄関土間の隣にはドッグルームがあります。間仕切りがないので、出入りがスムーズ。

空気清浄機を設置できるスペースを確保した玄関土間

玄関土間には空気清浄機を設置できるスペースを確保。リビングから玄関までしっかり風が流れるよう間取りや仕切りの配慮をしたうえで、空気清浄機も活用しています。

ペットを守るために高い位置に付けたコンセント

巾木は傷や汚れに強いビニール製のものに、コンセントは高い位置に移動しました。

ペットを見守るカメラFurbo

ドッグルームには、動作検知機能付きのモニターカメラ「Furbo」を設置。共働きの夫妻が日中不在にしても、室内の状況が分かるので安心です。

グレーのフロアタイル敷きの洗面室

洗面室の床もフロアタイルに。造作した洗面台は収納もたっぷり。

ペットと寝られるローベッドのうる寝室

寝室のベッドは愛犬たちも一緒に寝られるように、やや低めのものを採用しています。

愛犬たちの食事タイム

家のどこにいても家族と愛犬の気配を感じられる小池邸。フルフラットかつ滑りにくいフロアタイル敷きのLDKで、みんながのびのびと安全に暮らせるようになりました。

間取り(リノベーション前後)

リノベーション後の間取り図

リノベーション前

リノベーション前の間取り図

リノベーション後

設計・施工/SHUKEN Re
社内に不動産部門を持ち、リノベ向きの中古物件探しからワンストップでの依頼が可能。多彩なプランナーによる高い提案力にも定評がある。自社施工なので、施工体制やアフターメンテナンスも万全。自社の家具工場もあるため、オリジナリティのある造作家具を比較的リーズナブルに実現できる

撮影/小川 聡 ※情報は「リライフプラスvol.39」取材時のものです