雨が続くと、洗濯物を部屋干しする機会が増えます。その際に気になるのが洗濯物の生乾き臭。
洗濯物が臭くなる原因と解決策を、整理収納アドバイザー・掃除スペシャリスト1級のAyakaさんに教わりました。
部屋干しの季節。洗濯物の生乾き臭やお部屋のカビを予防する
洗濯物のにおい、気になりますよね。梅雨の時期は天日干しができず、部屋の中も湿気が多いためなかなか洗濯物が乾かず、においが気になる時期だと思います。
今回は、洗濯物をできるだけにおわないようにするために、やってはいけない家事と、これをやると効果的だという家事をお伝えしたいと思います。
●カーテンレールに洗濯物は干さないこと
カーテンレールに洗濯物を干すのはラクだし、便利な物干し竿だという感覚になってしまいますが、カーテンは梅雨の時期カビが発生しやすいところ。
すべての画像を見る(全6枚)カーテンにカビが発生しないように、洗濯物をカーテンレールに干すのはやめるべき!
ちなみに梅雨前にカーテンのお洗濯をすることもおすすめです。カビは湿気、温度、ホコリなどが栄養源となるので、湿気がひどくなる前にホコリを除去しましょう。
●部屋干しするとき、子ども部屋や和室はNG!
梅雨の時期は部屋干しすることが多くなると思いますが、リビングだと見た目が悪いからと、寝室や子ども部屋などお布団や押し入れがあるところで干していませんか?
乾きが早く感じるかもしれませんが、じつは、乾きが早いということはお布団がその水分を吸ってしまっているからなんです。カラっとさせないといけないお布団に水分をたくさん吸収させてしまうと、カビが発生することも!
また、畳のお部屋で干していませんか?
畳も湿気に弱い場所なので、カビが発生してしまいます。
部屋干しするのであれば、見栄えが悪くてもリビングで干すのがベスト。お布団や畳がない場所を選びましょう。
洗濯物は5時間以内にしっかりと乾かすと、においがたまらなくなると言われています。洗濯し終わった洗濯物は、洗濯機の中に入れっぱなしにしないようにしましょう。
●洗濯槽は清潔に保つ!月1回の掃除を
洗濯槽自体が汚れていると、洗濯物のにおいの原因になります。月1で洗濯槽掃除をやるのがベストですが、梅雨の時期はいつもやっていない方もぜひ洗濯槽掃除をやってみてください。
専用の洗剤なら、洗濯槽に入れて回すだけですむので、気軽に掃除できますよ。
私は生乾き臭を防止するために、洗濯後の洗濯槽にアルコールスプレーを吹きかけています。
また洗濯機の排水口はホコリや糸くずがたまり、空気中のにおいの元に。梅雨の時期はお掃除することをおすすめします。
梅雨は洗濯物に悩まされる時期ですが、浴室乾燥機や除湿機、サーキュレーターを上手に活用するといいですね。皆様のご参考になればうれしいです。