湿度が高い梅雨に発生しやすい窓の結露。この時季は水分と湿度がカビにとって好条件なため、結露を放置するとカビの原因に!
ここでは掃除スペシャリスト1級のAyakaさんに、家にあるものでできる結露の予防方法を教えていただきました。
梅雨の時季も発生しやすい窓の結露。その予防方法は?
梅雨の時季に入ると湿気でムシムシし、髪の毛はぺちゃんこになり、部屋の中も蒸し暑く居心地が悪くなってきますよね。
冬だけ発生すると思われがちな結露ですが、梅雨の時季も発生しやすいということをご存知でしたか?
梅雨の時季は湿度が高く、窓の結露を放置するとカビが発生! そんな梅雨の時季も冬にも効果的な結露の予防方法をお伝えいたします。
●食器用洗剤で結露予防スプレーをつくれます
使用するものは、食器用洗剤!
柔軟剤で結露を予防する方法もあるのですが、かなりひどい結露で試してみた結果、わが家でも食器用洗剤の方が断然効果がありました。
・食器用洗剤 大さじ1
・水 200ml
・スプレーボトル
つくり方は、スプレーボトルの中に食器用洗剤と水を入れるだけ!
これを窓にスプレーしておきます。
効果は一目瞭然! 5日は保ちませんでしたが、4日はしっかりと結露を予防することができました(※おうちの環境にもよります)。
●結露対策は窓全体に。おすすめの100円グッズは?
それでも結露が発生してしまったら、カビになる前に都度きちんとふき取りましょう。結露は窓の下の方にたまるため、窓の下のみお掃除する方も多いですが、せっかくなら窓の横、上もしっかりとふき取りを。
結露をふくためのふきん(雑巾)は100円ショップの吸水タオルがおすすめです。結露が多いと、1枚の雑巾だけではしっかりと取りきれない場合がありますよね。絞って繰り返し使えるタイプのものが便利ですよ。
こちらはセリアのもの。
その吸水性は100円グッズなのにすばらしく、上の写真を見ていただくとわかるように一度ぶきでここまで結露をふき取ることができます。
一度でここまでふけるのは、手間暇の節約になりますね!
絞るとこんなに水分が出てきて、また繰り返し使えます。
乾くとパリパリな状態になるので、ふきんの生乾きのにおいにも悩まされません。
●梅雨の時季の結露は要注意!
梅雨の時季の結露は意外と放置しがちになります。そこまでひどく出ないこともあるのと日中の気温で乾いてしまうことも。
ただ、結露の水分がカーテンについて、カーテンがカビてしまうこともありますので、しっかりと結露対策をしていきましょう。
普段の対策としては上でご紹介したスプレーので予防するほか、結露が出やすい窓の近くに結露防止グッズを置いておくのも効果的です。
たとえば2階建てのおうちの場合、1階にお掃除グッズを取りに行くことが面倒だからお掃除をやらなくなる。結果、汚くなりカビが生える。と負のループになってしまいます。
気づいたときにお掃除できるよう、冬と梅雨の時季だけでもふきんなどの結露防止アイテムをまとめて窓際に置いておきましょう。
皆さまのご参考に少しでもなれたらうれしいです。