洗面所に収納することが多い体重計。体重計は縦置き収納できないものも多く、収納法についてお悩みの方は少なくありません。限られたスペースに体重計を横向きのまま収納するには、その家なりにうまくスペースを作るしかありません。築30年のわが家の実例をご紹介します。
体重計を縦置き収納してはダメ?
すべての画像を見る(全6枚)そもそも体重計がタテ置き収納できないと知ったのは、私の経験からです。
長らくデジタルの体重計を立てて収納していたら、体重計のデータがリセットされることが多くなりました。
そのせいで初期状態に戻ることが多々あり、日付から入力し直すことがありとても面倒でした。
感覚的にタテ置きはダメなんだなと感じました。
調べてみると、体重計をタテ置きすると中にあるバネが壊れて表示がおかしくなる原因になるというのです。
短時間なら問題ないようですが、私のように長時間立てて収納すると、バネが壊れて表示がおかしくなり、壊れる原因になります。
ただ、タテ置きに対応した体重計もあるようですので、まずはお手持ちの体重計がタテ置きに対応しているか確認してみて下さい。
「コの字棚」で体重計を平置き収納しよう!
矢印部分にコノ字棚を設置
平置き収納するとその上のスペースを有効に使えませんが、「コノ字型の棚」ならスペースを有効に活用できます。
コノ字棚は応用範囲が広く、高さが余っている時に縦に収納スペースを広げることができたり、何かと便利なのです。
またDIY超初心者の方でも失敗しにくく、強度もあるのでオススメです。
安価なSPF材でコの字棚をDIY
使用した材料はSPF材。SPFというのは3種類の木の種類の総称で、材質が柔らかいので取り扱いやすいです。
ホームセンターでも必ず取り扱いがあり、サイズも豊富。安価でポピュラーな材料です。
私は2×4(ツーバイフォー)で厚さ38mm×横幅 89mmで長さが6フィート(1820mm)の木材を2本使いました。
元々別の用途で使っていた棚を分解して保管していた木材を再利用したものです。
我が家の場合、その上に無印良品の引き出し収納を設置することがマストでした。
まずは木材をカットして、体重計が収納できるか仮置きします。
本当は木材を敷き詰める予定でしたが、そこまで強度は必要ないので、この状態で完成としました。
本来はクギを使うのですが、移動はしないし、上に引き出しを置いてしまうので、木材を木工用ボンドでぴったり接着するだけでOK。
体重計を収納するとこんな感じになります。
木材を洗面台と同じ白にペイントすることで、違和感なく仕上がりました。
ペイントが面倒な場合は、木材が見える部分だけ白いマスキングテープを貼ればもっと簡単にできます。
終わりに
Graphs / PIXTA(ピクスタ)
体重計の収納方法に困っていたり、わが家のように狭い洗面所を有効に使いたい場合はコノ字棚を設置することで、ぴったり平置き収納が実現します。
コノ字棚は見えている部分だけ見栄えがよければOKなので、「DIYはなんだか難しそう」と迷っている方も、この方法なら手軽に気楽に取り組めますよ。