テーブルや小棚の上など、手の届くところにあると何かと便利な「コンパクトブックスタンド」。今回は、アンティーク風の「古道具風のブックスタンド」をDIYしてみました。古材風の台座にストッパーが付いただけの小さなブックスタンドは、見た目も使い勝手もシンプルで、様々な空間に合うデザイン。材料は、100均の「まな板」とホームセンターにある安価な「金具」を使って、簡単に作ることができます。
すべての画像を見る(全12枚)この「コンパクトブックスタンド」は、本棚に収納しておくのがもったいないような美しい装丁の本や、インテリアライクな古書たちを、魅力的に飾りながら収納するのにピッタリ。
読みかけの文庫本も、後で読むときにどこに置いたか忘れず、一時収納としてもオススメです。
材料は「金具」と100均の「まな板」だけ!
今回使う材料はこちら。
- 桐まな板(100均)
- U字金具×2(ホームセンター)
- 六角ナット×4(ホームセンター)
ホームセンターで買えるU字金具は100円前後、六角ナットは1個10円ほどなので、全部合わせても300円程の材料費で作ることができます。
では早速作ってみましょう!
3ステップで簡単DIY!「古道具風ブックスタンド」の作り方
1.桐まな板の左右両端に、U字金具の脚が入るよう穴を開けます。
穴の大きさはU字金具のネジ径と同じサイズにするのがベスト。トルクのある電動ドリルを使えば、ドリルが回りにくい大きめの穴でも簡単にあけることができます。
2.桐まな板とU字金具、六角ナットを古道具風にペイントします。使い込まれた古道具のようなアンティーク風の質感を表現してくれるのが、「ミルクペイント」と「ラストメディウム」という塗料です。
桐まな板には2色のミルクペイント(モルタルグレー+クリームバニラ)を使って風化した古材の質感を表現し、金具類にはラストメディウムを使って古びた鉄錆を表現すれば、味わいのあるアンティーク感を加えることができます。
3.台座(桐まな板)と金具類を組み合わせます。台座の穴にU字金具の脚を通し、付属のナットで台座の表側&裏側から挟み込むようにして固定します。
U字金具が左右にぐらつくことがないよう、ナットでしっかりと固定しましょう。
六角ナットを台座裏面の四隅に接着材で固定し、ブックスタンドの「脚」をつくれば完成です!
「古道具風ブックスタンド」をインテリアレイアウトしてみよう
空間の邪魔にならないシンプルなデザインなので、どんなテイストのインテリアにも馴染みます。
古材のような台座と、錆感のあるストッパーとの無骨な組み合わせがレトロな空気感を演出してくれます。
ブックスタンドとしてだけでなく、ちょっとした飾り棚として使ってみるのもオススメ。
全面がオープンになっているので、部屋の中央にレイアウトしても圧迫感がありません。
持ち運ぶときはU字金具を持ち手にすればOK!
コンパクトなので使い勝手もよく、移動もラクラクです。
いかがでしたか?今回はホームセンターのパーツコーナーにある「U字金具」を使ったDIYをご紹介しましたが、ホームセンターにはまだまだたくさんの金具やパーツ類が揃っています。
それらを組み合わせてみれば、思わぬ作品が生まれるかもしれません。
みなさんも、お宝がぎっしり詰まったホームセンターのパーツコーナーへぜひ一度足を運んでみてください!