偉大な人を、偉人と呼ぶのであれば、この時代に自分のココロとカラダを大切にし、スマートに生きているひとこそ、現代の偉人。こういうときを逆手にとって、いまだからこそできるアイデアで、スマートに生きていきたい。そんなとき、胃が支えてくれることもあるかも。
さあ、New Normal時代をスマートに生きる、胃人生活を始めましょう。

今回、胃人生活を紹介してくれるのは、900万ダウンロードを誇る個人向けオンライン家計簿「Zaim」を開発・運営する、Zaimの代表取締役社長・閑歳孝子さんです。以前から家計だけでなく自身の健康まで、記録して分析することが大好きだという閑歳さん。公私ともにどのように歩まれてきたのか、お話を伺いました。

閑歳孝子さん
閑歳孝子さん

Zaim社長・閑歳孝子さんインタビュー。仕事も私生活もご機嫌でいられるワケ

経営者でもある閑歳孝子さん。仕事に私生活にと常に頭はフルパワー。そんな閑歳さんが上手にやりくりできる秘けつとは?

●どのような思いで転職し、「Zaim」を生み出したのか

――閑歳さんは大学卒業後、出版社で記者職をされていたそうですが、そこから現職の家計簿サービスを立ち上げるまでの経緯を、お話いただけますでしょうか。

閑歳さん

:大学にいた頃、インターネットが普及し始め、仲間とウェブ系サービスをつくっていました。それがとても楽しかったこともあり知り合いに誘われたことをきっかけに、ベンチャー企業にウェブディレクターとして転職しました。プログラミングのスキルを身につけられればと、ディレクション業務のほか、エンジニアのサポート的な仕事を引き受け、技術を教えてもらうなどして、スキルを習得していきました。

3~4年経ち、プログラミングスキルが身についてきた頃、やはり自分でもエンジニアとしてサービスを開発したいという気持ちが強くなってきました。そこで、自社サービスを提供する企業へ転職しました。ここは代表の仕事への姿勢や事業ビジョンなどが、当時の私には理想的な環境でした。そうして、正社員としてフルタイムでエンジニアとして働きながら、プライベートな時間で「Zaim」を開発しました。

●アプリで私生活の健康管理も欠かさない

――数あるサービスの中でも、家計簿をテーマにしようと思われたのは、なぜですか。

閑歳さん

:Zaim以前にも、個人でいくつか個人開発のサービスを公開していました。その度、周りの人は褒めて使ってくれたのですが、私のことを知っているからというのもあったと思います。そうではなく、サービス自体に価値を感じて使い続けてもらえるようなものを、より多くの人に提供したいと考えるようになりました。いろいろ考えた結果、より一般の方に親しんでもらえて、使い方によって人生にもっとも影響があるのはお金だろうと思い至りました。
私自身も、大卒後に奨学金返済のために紙の家計簿をつけ始め、集計やグラフ化もしながら20代半ばで結婚するまで半ば趣味のように毎日記録していたので、これを紙ではなくオンラインで役立ててもらえたら、と思ったんです。当時は家計簿アプリがあまりなく、たくさんの方が必要とするサービスだと考えました。

――そうして「Zaim」を立ち上げてから2年後、ダウンロード数が10万件を突破して「Zaim」を法人化されました。それから現在まで約8年間。環境の変化も多々あり、今は経営者として多忙な日々ですが、健康管理はどのようになさっていますか?

閑歳さん

:30代半ばまではすごく体力があったこともあり、わりと不摂生もしていましたね。運動は何もしていなかったし、繁忙期は徹夜をすることもありました。食事は外食が中心で、つい最近まで昼夜ともに100%近く外食でしたね。夫と二人暮らしですし、自宅周辺には飲食店も多いので、サッと食べに行ってサッと帰った方が、時間的にも家計的にも効率的なんです。

ただ、食事の際には、記録だけはするようにしていました。出されたメニューを見て「大体これくらいだろう」と、各種栄養素からカロリーまでの推定数を食事管理のアプリに記録し、栄養コントロールをしていました。

――かなり健康管理をされていますね!

閑歳さん

:ただ単に、数字が好きなんです。記録したり分析したりするのも楽しくて仕方ない。もはや趣味のひとつですね(笑)。

閑歳さん

――他には、どんな記録をされていますか?

閑歳さん

:運動量の記録もしていますよ。5年ほど前から定期的に運動をするようになり、今はNintendo Switchの『リングフィット アドベンチャー』や『Fit Boxing』などのゲームソフトを使って、自宅でフィットネスをしています。その運動量をアプリで記録して、摂取カロリーと消費カロリーのバランスを確認したり、アプリ上で体重管理もしています。そのかいあってか今42歳ですが、この年でも体重の増減はほとんどなく、大きく体調を崩したこともありません。アレルギーもなく、健康体だと思います。

●早寝早起きを続けられるコツは「仕組みづくり」にあり

――睡眠時間はきちんと確保されているのですか。

閑歳さん

:30代半ばに仕事で徹夜をしたとき、体が非常に辛く、翌日の効率も悪くなって…。以降、なるべく24時前にはお布団に入るようにしています。今は朝6時半少し前に起きて、すぐにシリアルを食べて目を覚まします。

――早起きですね。継続の秘けつは何ですか?

閑歳さん

:今ちょうど、会社で早起きの部活をやっていて、それで初めて早起きが習慣になったんです。部活といっても、毎朝6時半にメンバーが集まるオンライン会議に参加し、ビデオをONにして「おはようございます」と言うだけ。そのあと、たまに二度寝することもありますが、大体は強制的に起きるはめになるので、助かっています(笑)。そのあと、7時少し前からゲームソフトでフィットネスをして、8時半頃からそのまま自宅で仕事を開始しています。

――お仕事は自宅でされているのですね。

閑歳さん

:ここ1年は、ほぼ毎日自宅でテレワークです。ただし、腰を痛めるので座りっぱなしにはならないよう、工夫しています。自粛期間中、高さを調節できるデスクを買ったので、朝はスタンディングデスクにして立ったままオンラインミーティングをしたりして、疲れてきたら座ることを繰り返し。そうして17時か18時頃までは仕事をして、最近ではご飯を作って食べて、夜は一人で進められる作業をしたりしています。

――自分を甘やかさず、仕事中の姿勢まで自己管理なさっているのですね。

閑歳さん

:もともと管理することが好きなんです。だから、お部屋を片づけて整えるのも、断捨離も大好き。すべてがきれいに整っている状態だと安心します。

――仕事において波があったときも、ご自身の気持ちを上手にコントロールされているのですか。

閑歳さん

:コントロールといえるのかわかりませんが、調子が良いときほど十分に注意するように心がけています。例えばサービスや機能を新しく公開してポジティブな反応が多い時など好調な時期は、もちろん気持ちが上がります。ただ、手放しには喜ばず、この状態をキープするにはどうしたらよいか冷静に考えるようにしています。また、トラブルが起きた時は、確実に対処して上向きにしようと、ポジティブ思考で向き合うようにもしています。

――うまくいっているときは緊張感を持つなど、逆の発想を持ってご自身をコントロールなさっているのですね。

●胃人・閑歳孝子さんにとって胃とは、「平穏であること」

胃人・閑歳孝子さん

――閑歳さんにとって、「胃」とはどんな存在ですか?

閑歳さん

:これまでお話してきた通り、私はほとんど体調を崩したことがなく、胃もその例外ではありません。つい最近だと、油ものを食べ過ぎた時に初めて胃に少し元気がないと感じたくらい。つまり、胃を意識しないこと、つまり普段通り平穏な状態でいられることが私にとっての健康バロメーターですね。

胃の健康は、生活や仕事には欠かせません。体に一つでも違和感があると仕事に集中できず効率が落ちてしまいます。現状をキープしつつ、食べることも楽しみ続けたいと思います。

【閑歳孝子さん】

株式会社Zaim 代表取締役。 1979 年生まれ、慶應義塾大学環境情報学部卒業。日経BP社で記者・編集に携わった後、Web系ベンチャー二社にて自社パッケージの企画・開発を手がける。独学でサービスやアプリ開発の技術を学び、2011年に家計簿アプリ「Zaim」を個人サービスとして公開。2012年に法人化し、クチコミによりApp Store・Google Play の部門別国内一位を獲得。900 万ダウンロードを超えるサービスに成長させる。

【胃で働く乳酸菌(※)明治プロビオヨーグルトLG21】

「明治プロビオヨーグルトLG21」はヨーグルトの新たな健康価値を創造した、発売20年目となるロングセラー商品です。使用しているLG21乳酸菌は、お客さまの健康な毎日に貢献したいと願う、明治独自の乳酸菌研究の中で、約2,500種類以上(開発当時)の乳酸菌ライブラリーの中から、胃に着目して選び抜いた特別な乳酸菌です。酸に対する耐性が高く、胃の中の酸性条件でも増殖可能で、さらに胃由来培養細胞への付着性が高いという、個性的な特長を持っています。
※胃で働く乳酸菌とは、“胃で生き残る力が強く、胃での増殖性が高い”という特徴を「働く」と表現しております。

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