冬物をしまう前に、おうちできれいに洗濯すれば、来年も気持ちよく着られます。家で洗えば節約にも!
上手な冬物洗濯のテクを、洗濯のプロ・洗濯ブラザーズに教えてもらいました。
裏起毛素材&毛布&ムートンブーツを家で洗うコツ
裏起毛素材は、ちょっとしたコツで、素材を傷めず長もち。毛布も、なんとムートンブーツも、おうちで洗えちゃうんです!
【裏起毛のパーカー】
すべての画像を見る(全11枚)裏返さず、ネットに入れて洗濯機へ。
裏起毛のアイテムは、起毛の部分が傷みやすいので、裏返さずたたんでネットに入れ、洗濯機で洗う。
「表の生地が綿やポリエステルなら、普通コースで洗ってOKです」
・ハンガーを2本使えばフードも乾きやすい
脱水が終わったら、ハンガーにかけて乾かす。
「肩部分はできれば厚みのあるハンガーにかけ、もう1本ハンガーを使ってフード部分を広げて洗濯バサミでとめると、早く乾きます」
【毛布】
洗濯表示を確認し、手洗い可なら、毛布も自宅で洗えます。
洗濯機に入れ、毛布モード、大物洗いコースなどを選択。
「これらは水をたっぷり使うコースなので、もし適正なコースがなければ水量を多くして洗って」
・大物はコインランドリーもおすすめ
毛布などの大物は、コインランドリーを使うのも手。
「容量が大きくパワーもあるので、洗濯、脱水、乾燥までおまかせすればラクチン」
【ムートンブーツ】
※メーカーやブランドによって水洗いを推奨していない場合があります。詳細は各ホームページ等でご確認ください。
●全体をしっかりと洗剤液につける
30℃以下のぬるま湯におしゃれ着用中性洗剤を表示どおりに溶き、ブーツの片方の全体を浸す。
「洗剤液に一部だけつけるとシミになるので、全体をつけるようにして」
●スポンジのやわらかい面で汚れを落とす
スポンジのやわらかい部分で汚れを優しくこすり落とす。かたい面で洗うと毛羽立つので要注意!
洗剤液の汚れがひどければ替え、もう片方も同様にして洗う。
●きれいなぬるま湯で全体をすすぐ
30℃以下のきれいなぬるま湯をためて片方ずつ全体をすすぐ。
「ブーツの内側にも手を入れて、しっかりすすぐようにして」
●再度流水で全体をよくすすぐ
浴室か洗面台の流水で、丁寧によくすすぐ。
「洗濯機の脱水にかけて洗剤液を飛ばすことができないので、洗剤液が残らないようしっかりすすぎましょう」
●タオルをつめて陰干しする
乾いたタオルをつめ、床にもタオルか新聞紙などを敷いて陰干しする。
「タオルは湿ってきたらまめに交換すると、早く乾きますよ」
※使用する家電については取り扱い説明書、注意書きを確認してから使用してください。