手を汚さず塗れる手軽さが人気のパウダリーファンデーション。でも、年齢を重ねてくると、ファンデがヨレやすかったり、乾燥で毛穴やほうれい線に落ちてしまったりすることも…。
そこで、多くの女性のメイクの悩みを解決してきた、人気ヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさんの新刊『
』より、パウダリーファンデのヨレや毛穴落ちを防いで、美しく仕上げるコツを抜粋してご紹介します。
すべての画像を見る(全6枚)パウダリーファンデの崩れ解消テクで、上品セミマット肌に
パウダリーファンデにまつわる年齢肌のお悩みを長井流メイクテクで解決!
●Q:パウダリーファンデをつけるとヨレるのはなぜ?
A:下地直後に塗るとヨレる原因に。なじんだタイミングを見極めて!
さっと塗るだけで、上品なセミマット肌が完成するパウダリーファンデは便利なアイテムですが、塗るタイミングを間違えると、ムラになって残念な仕上がりに。下地を塗ったら、ペトペト感がなくなるまで少し時間をおくことが大切! また、スポンジは面を使い、軽い力で滑らせるのも、ムラづきにさせないコツです。
(1) 下地を塗ったらペトペト感がなくなるまで待つ
下地を塗ったら、肌と一体化するまで待ちます。手の甲を当て、しっとり感が残りつつも、乾ききる一歩手前が、塗り始めのタイミング。
急ぐときはティッシュで押さえても。
(2) スポンジの面を使い、軽く滑らすようにする
スポンジにとったパウダリーファンデは、目の下・頬骨の上の「美肌ゾーン」は置くように、それ以外は軽く滑らすようにして広げます。力を入れると下地が取れ、ムラづきに。
●Q:パウダリーファンデが毛穴やほうれい線に落ちてしまいます
A:アイシャドウブラシを使って、落ちたファンデを払いましょう
スキンケアや毛穴下地をきちんと塗り、パウダリーファンデを上で紹介したように塗れば、毛穴や溝にファンデが落ちることはありません。でも、乾燥している日や、逆に暑くて汗が止まらない日は、ファンデがヨレて、毛穴や溝に落ちてしまうことも…。そんなときは、清潔なアイシャドウブラシを使って、くぼみや溝のパウダーを払いましょう。
<ほうれい線には>
キレイなアイシャドウブラシを使います。ほうれい線の溝をまたぐようにして、ブラシでヨレたパウダーを払いましょう。最後はフェイスパウダーで軽く押さえて。
<毛穴落ちには>
アイシャドウブラシでグルグル小さな円を描いて毛穴のファンデをかき出します。ほうれい線と同様に、仕上げにフェイスパウダーを重ねます。
パウダリーファンデのヨレや毛穴落ちが気になる方やキレイなセミマット肌に仕上げたい方は、試してみてくださいね。
『
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