年末の大掃除、「やりたくないなぁ…」と憂鬱になっている人はいませんか? そんな人に試してもらいたいのが、家事えもんさんの100円グッズを使ったお掃除テクです。お掃除が苦手な人でも簡単にできる方法ばかりなので、年末の大掃除もラクラク! ここでは、汚れがたまりやすい浴室のお掃除術を、家事大好き芸人の家事えもんこと松橋周太呂さんが教えてくれました。
家事えもんさん直伝!浴室のヌメリもカビも100円グッズで一気に落とす
すべての画像を見る(全17枚)毎日使う浴室は、汚れが蓄積しやすい場所。気になる場所や汚れごとに、100円ショップで買えるグッズでのお掃除法を紹介します。
「掃除をしてキレイになったら、毎日入浴後に、100円グッズの水きりワイパーで水滴を落とすことを習慣にしましょう。水アカやカビの予防になりますよ」と、家事えもんさん。100円グッズを使えば、汚れの予防もできちゃいます!
●鏡のくもりは多目的クレンザーとゴム手袋でみがく
「鏡についた水アカ汚れは、多目的クレンザーでこすり落とすのがおすすめ」
ゴム手袋をはめた手で直接こすって。同様に、蛇口回りもみがき、水で洗い流せばピカピカに。
※鏡や蛇口回りなどの素材や加工によっては、クレンザーを使えない場合もあるので、必ず取扱説明書を確認して従いましょう
<使用した100円グッズ>
水回りの掃除に便利な研磨剤入り洗剤。ゴム手袋をはめた手でみがくと、水弾き効果もアップ!
・多目的クレンザー 150g(ダイソー)
クレンザー掃除は、スポンジを使うよりゴム手袋で直接こすると◎
・裏毛付きでサッと脱ぎはめ中厚手Mピンク全長約30cm(ダイソー)
●バス小物のヌメリは過炭酸ソーダ+50℃の湯でつけおきする
浴槽に50℃の湯をはり(注意:やけどに注意して、浴室の給湯器の湯を使う。沸かした湯等の熱湯は使用しない。設備の取扱説明書を確認してから行う)、イスや洗面器、ソープディッシなどのバス小物を入れて過炭酸ソーダ1袋(120g)を加えます。お風呂のフタをかぶせるようにのせ、30分~1時間つけおきしたあと、洗い流せばスッキリ!
フタをつけおきしながら保湿効果も。
<使用した100円グッズ>
40~60°Cの湯に溶かすと、泡が発生して汚れを分解。消臭、漂白効果もあり。
・過炭酸ソーダ120g(ダイソー)
●床の黒ずみは過炭酸ソーダ+50℃の湯でつけおきし、2WAYブラシでこする
浴室の排水口のゴミ受けをポリ袋に入れて口を結び、排水口に栓をします。バケツなどに50℃の湯(上記「バス小物のヌメリ」の説明にある「注意」を参照して行う)と過炭酸ソーダ1/2袋(60g)を入れて溶かし、床に流して全体がつかるようにし、1時間ほどつけおき。
つけおきした湯を捨て、残った汚れをバスブラシでこすり落とします。
「2WAYブラシを使えば、目地などの細かい部分までスッキリ!」
内側の小さいブラシなら、タイルの目地の汚れもキレイに!
<使用した100円グッズ>
・過炭酸ソーダ120g(ダイソー)
広い面積の掃除には合体させた状態で、目地などの細かい汚れには、内側のブラシを外して使えます。
・2WAYブラシ 約5×11×高さ8cm(持ち手含む)(ダイソー)
●天井のカビワイパー、ペーパータオル、消毒用アルコールでふき取る
「天井にカビが残っていると、浴室全体にカビが発生しやすくなるので見逃さないで」
ジョイント式ワイパーにキッチンペーパーをセットし、消毒用アルコールをつけてふけば、手軽に除菌できてカビを取り除けます。
<使用した100円グッズ>
・ジョイント伸縮ハンドル 全長約58~98cm(キャンドゥ)
・ジョイントワイパーヘッド 約9×25×高さ15cm(キャンドゥ)
●排水口のヌメリは泡タイプのカビ取りスプレーで除菌
浴室の排水口のヌメリやカビは、キッチンの排水口と同様、泡タイプのカビ取りスプレーを吹きつけて除菌!
<使用した100円グッズ>
浴室用、キッチン用に分かれているものも、基本的な成分は同じ。
・ダイソーカビとりスプレー 本体300ml(ダイソー)
ESSE1月号の「家事えもんさんの100円グッズでラクラク大掃除」特集では、上記で紹介した浴室のほか、キッチンや窓回り、リビング、トイレなどのお掃除法も紹介しています。1年の汚れをスッキリ落として、気持ちよく新年を迎えましょう!
※この特集で紹介した商品は、取材時に各店舗で販売されていたものです。記事掲載時には、仕入れ状況によって同じ商品が店舗にない場合や、すでに販売が終了している可能性もありますので、ご了承ください。価格はすべて110円(税込)です
※塩素系漂白剤など「混ぜるな危険」の表示がある洗剤は、酸性のものと混ざると有毒ガスが発生します。クエン酸や酢など酸性のものと混ぜるのはもちろん、酸性洗剤の直後に使うのも避けて。また、洗剤や柔軟剤には、建材や設備機器によって使用できないものが含まれている場合があります。建材や設備機器の取扱説明書、洗剤等の注意書きを確認してから使用してください。各種洗剤を使用する際は、ゴム手袋などを着用し、換気も行ってください