12月もすぐそこ。今年もいよいよ大掃除シーズンがやってきます。でも、やっぱりお掃除は大変で苦手意識が強い人も多いはず。お掃除研究家のおそうじペコさんに、掃除を手間なく行える100円ショップのアイテムを教えてもらいました。
すべての画像を見る(全14枚)大掃除に活躍!100円グッズ6選
いろいろとせわしくなる年末、大掃除はできるだけ手間をかけずに終わらせたいところです。
そこで大掃除を簡単にできる100円ショップのアイテムをお掃除シーンごとに選びました。使い方のコツもまとめたので合わせて参考にしてください。
●ホコリ掃除に使えるアイテムと使い方のポイント
・伸び~るふわふわモップ(セリア)
使い捨てタイプの伸縮するハンディモップです。モップ部分の形状が独特で、フローリングモップのように平面的になっています。取り替えシート(2枚入り)も別売りしています。
押入れやクローゼットの大掃除でプラスティックケースにつく乾いたホコリ汚れに効果的です。
★ポイント往復せず一定方向にサッと滑らせることでホコリが再付着しません。
また、柄を伸ばすと全長47cmになるので、壁など高所のホコリ掃除に便利です。平面形状のモップ部分を活かし、隙間ワイパーのように家具の間の隙間掃除にも使えます。
・フローリング用シート立体厚手ドライ(キャン★ドゥ)
フローリングワイパー用のドライシート、薬剤不使用のノンオイルタイプです。素手で触ってもベタつかないので、引き出しの中や靴箱などのふき掃除に使えます。
★ポイントハンディモップだと毛先がひっかかってしまう木製素材でも、厚手のしっかりしたクロスなのできれいにふき取れます。
●水回り掃除に使えるアイテムと使い方のポイント
・ココフキピカ磨きクロス(ダイソー)
ガラス研磨剤の酸化セリウムを配合した水垢汚れ落としクロスです。特殊加工繊維のシートに研磨素材が配合され、破れにくくしっかりこすり洗いができます。8枚入りですが、半分に切り取れるので16枚分たっぷり使えます。
軽く濡らし、ザラザラした面で水栓やトイレの水受け部分など水垢汚れが気になる場所を磨きます。
★ポイント仕上げは乾いたクロスで靴磨きのように磨いて仕上げるとピカピカに輝きます。
※研磨作用を利用しているので、コーティング面、液晶ディスプレイ、木材、光沢のあるプラスティク、表面加工している鏡など使えない素材があるので裏面の注意書きを必ず読んでからお使いください。
・排水口ブラシ(セリア)
台所用の排水口ブラシです。L字型の形状にやわらかく長めのナイロンの毛が縦から横方向についています。
排水口のお掃除はもちろんですが、水栓周りや細かい隙間汚れの掃除に使えます。
★ポイント力を込めると毛先が開いてしまうので、軽くあてて毛先の力で細かくこするように使います。歯ブラシと同じ感覚ですみずみまできれいにしましょう。
●キッチン掃除に使えるアイテムと使い方のポイント
・重曹(ダイソー)
やはり大掃除にはかかせない定番の重曹。クレンザーとして粉のまま、溶かしてもいろいろな使い方ができる便利アイテムです。
重曹2:水1の割合でつくった重曹ペーストに食器洗い用洗剤を数滴混ぜたものでシンクを磨くとこびりついた水垢や油脂汚れが落ちます。
また、ひどい汚れやこびりついた汚れは重曹で煮洗いをします。
水1リットル:重曹大さじ2~3の割合の水と汚れたものを鍋に入れて数分沸騰させます。重曹は高温になるとアルカリ度が上がり汚れ落としの効果がアップします。湯が冷めてからスポンジで洗うと汚れがスルっと落ちます。
★ポイント沸騰したお湯に重曹を入れると一気に吹き出します。水から重曹を入れて加熱するようにしてください。煮沸中は重曹の白い結晶が飛び散るので周囲は片づけておきます。
※アルミ鍋、塗装加工しているものなどアルカリに弱い素材には使用しないようにしてください。
・油汚れ落としクロス(セリア)
ゴムの微粒子を含んだ繊維の汚れ落としクロスです。ゴムの力で汚れをしっかりこすり落すので、軽い汚れであれば水だけで簡単に汚れが落ちます。IHプレート、電子レンジ、冷蔵庫などキッチンの油汚れに効果的です。
★ポイントぬるま湯で濡らして使用することで、より汚れ落ちがアップします。またしっかり吸着して磨くことができるので、重曹と一緒に使用するとより効果的です。
●100円アイテムなら手軽にそろえて手軽に掃除ができるのが利点
今回ご紹介したアイテムは、大掃除だけでなく日常掃除でも役立つ使えるアイテムばかりです。
今年は、厄払いの気持ちも込めて、とくにしっかり取り組みたいのが掃除。手軽にそろえられる100円ショップのアイテムを使って効果的に汚れを落とし、気持ちよく新年を迎えましょう!