面倒なトイレ掃除。最近は流せるブラシなどもあってより手軽になってきていますね。
とはいえマメに掃除しているのに「におい」が気になることも…。
「においの原因は、すき間に残っている汚れです」と話すのは、整理収納アドバイザーの川根礼子さん。今回は、簡単な掃除方法を教えてくれました。
トイレのにおいの原因は「フタのすき間」かも!意外と汚れがたまりやすい場所
便座や床についた汚れはこまめにふいていても、便器とフタの間のすき間に入り込んだ汚れはなかなか落とせません。
「水や尿が跳ねたり、すき間にはホコリもどんどんたまってしまいます。においが気になってきたら、フタを外してしっかり汚れを落としてしまいましょう」
フタはメーカーや型にもよりますが、意外と簡単に外すことができます。説明書を確認して作業してください。
「まずは浴室でフタを丸ごと水洗い。メラミンスポンジや古タオルで汚れをこすって洗い流します。ホコリや軽い汚れなら、水だけでもスルッと落ちますよ」
※メラミンスポンジを使う際は、目立たない場所で試してからご利用ください
●トイレのとり外せないパーツは洗剤で汚れを浮かせる
川根さん宅のトイレは、フタをはめ込む部分に汚れがたまりやすい溝があります。ここは全部外して水洗いできないため、丸いキャップのみ外してお手入れ。
「汚れている本体のネジ部分に、トイレ用洗剤をひたひたになるまでスプレーします。しばらく置いておくと汚れが浮き上がってくるので、ブラシなどで簡単に汚れをかき出すことができますよ。わが家は『ルック まめピカ 抗菌プラス』を『マーチソンヒューム』のあきボトルに詰め替えて使っていますが、トイレ用の汚れ落とし洗剤ならなんでもOKです」
トイレのにおいは、長い間放置することでだんだん強くなってしまいます。川根さんは、丸いパーツは半年に1回くらいのペースで掃除し、それでも臭いがとれないと感じたらフタを丸洗いをしているそう。
におわないトイレは快適です。
トイレのフタを外すのは思ったより簡単! 定期的なお手入れで、においのもとを一掃してくださいね。