食材の保存やつくりおきに欠かせない保存容器。さまざまなメーカーから工夫を凝らした商品が発売されていますが、「プラスチックの四角い容器はやめました!」と話すのは整理収納アドバイザー長島ゆかさん。ガラス製、そして丸型にチェンジすることで家事の時短にもなったそうです。
今回はガラス容器のメリットと愛用品について詳しく教えてもらいました。

丸いガラス容器2つ
そのまま食卓に出せるのもガラス容器の魅力です
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プラの保存容器はぬめりが気になる。ガラス製に変えたらメリットだらけでした

長島さんも、以前はスタンダードな四角いプラスチック製容器を使っていました。

丸いガラス容器と四角いプラスチック製容器

「フタごと電子レンジにかけられるもの(写真右)で、便利に使っていました。でもプラスチックは、油汚れはいつまでも残っているような感覚が気になっていました。さらにスクエアだと角まで丁寧に洗って汚れを落とすのが意外と難しかったんです」

●辿りついた逸品は、ガラスの丸型だった

いろいろ検討した結果、長島さんが選んだのはガラス製品の調理器具で人気のメーカー、iwaki。「パックぼうる」という丸型のガラス保存容器です。

パックぼうるを持つ

「匂いや油が残りがちなプラスチックからガラスへチェンジ。形もスクエアから丸型にしました。本体には凹凸がいっさいなく、つるんとしているから洗いやすい! ぐるっとスポンジを一周すればきれいになります」

ガラス容器のフタ

フタは柔らかい樹脂素材。余計な溝もないのにピタっとはまってあけやすくなっています。

「iwakiのほかのシリーズを使っていたことがあるのですが、そちらのフタはふちの部分が割れてしまうことが多かったんです。パックぼうるのフタは耐久性がありそうな樹脂製ということも、購入の決め手になりました」

●ガラス製はアツアツの料理を入れられる!

ガラス容器に変えてからは、調理から片づけの流れがとてもスムーズに。最も大きいと感じているメリットは、できたての料理をそのまま容器に入れられることです。

ガラス容器に料理をうつす

「フライパンから直接、パックぼうるに移しても大丈夫です。プラ容器を使っていた頃は、粗熱をとってから。ボウルやバットに一時的に移すと洗い物が増えるし、フライパンに置いておくとその間はフライパンが使えないので調理に時間がかかっていました」

ガラス容器を使えば待ち時間がゼロになり、洗い物も増えません。

●冷蔵庫から容器のまま食卓に出せる!

ガラスはクリアなので、中身がよく見えて冷蔵庫の在庫確認がスムーズに。食材ロスを減らすことができます。

冷蔵庫に積み重ねて収納

さらに、シンプルなデザインだから食器のように使うことも可能。冷蔵庫から食卓へそのまま出しても違和感がありません。食器に移し替える手間と洗い物も同時に減らせます。

お魚料理など

長島さんは現在、パックぼうるを4個愛用中。とても使いやすいので、さらに増やそうかと検討しているそう。皆さんもぜひ試してみてください!