ダイエットを成功に導くプライベートジムとして人気のライザップ。プロデュースした糖質オフ食品がコンビニで発売されており、「ライザップ=食事制限(糖質オフ)」というイメージが強いかもしれませんが、ライザップが同じくらい重視しているのが筋トレです。
「低糖質食は体脂肪を減少させる効果はありますが、同時に筋肉の減少も引き起こすことに。だから体を健康的に引き締めるためには、筋トレとタンパク質の摂取が必要なのです」
そう教えてくれたのは、トップトレーナーの幕田純さん。大変そうに感じますが、じつは週2回の筋トレでOKなのだとか。
「筋肉量を増やし、消費カロリーを高めていき、自然にやせやすい体質に導きます。家事の合間など、自分のやりやすいタイミングでやってみてください」
ライザップ式ダイエットを続けると、理想の体づくりはもちろん、気持ちが前向きになったり、自信がついたりするそう。自宅で簡単にできるエクササイズを教えてもらったので、さっそく実践してみましょう!
おなか回りと太ももをすっきりさせる、ライザップ式エクササイズ
●【おなかに効く】ニートゥチェストのやり方
気になるおなかの引き締めには、この筋トレが最適! 姿勢改善に重要な腸腰筋にも効くので、全身がすっきり、スタイルよく見えるようになります。
すべての画像を見る(全8枚)(1)軽くひざを伸ばして座る。手は手のひらで体を支えるよう指先を手前にして後方に置き、重心は後ろにかける。ひざを軽く曲げて床から浮かせた状態に。
POINT:つらくない程度に重心を後ろにかける
(2)息を吐きながら、ひざを胸に近づけるように引き上げる。背中を少し丸めるようなつもりで、下腹部を意識する。動作はゆっくり、反動をつけるのはNG。
POINT:反動をつけずにゆっくりと胸に近づける
(3)息を吸いながら、ゆっくりと両脚を伸ばす。(1)~(3)を15回ほど繰り返し行う。
●【太ももに効く】スクワットのやり方
太ももには、筋トレの王道「スクワット」がよく効きます。ヒップアップや基礎代謝の向上にも効果があるので、ぜひ取り入れましょう。
(1)足は肩幅に開き、足先を真正面にして立つ。足の裏全体でしっかり床を踏みしめて立つようにする。腕は胸の前で組む。
(2)息を吐きながら、背筋を伸ばしたままゆっくりと骨盤を前傾させ、ひざを曲げてお尻を下げていく。太ももが床と平行になるまで下げるのが理想。難しい場合はできる範囲でOK。
POINT:太ももが床と平行になるように
NG:ひざを内側に曲げると、靭帯を傷めてしまうので、絶対に避けること
NG:太ももを下げるときに骨盤が前傾せず、ひざだけが前に出てしまわないように
(3)息を吸いながら、ゆっくりと(1)に戻る。(1)~(3)を15回ほど繰り返し行う。
POINT:背中が丸まらないよう視線は前方のままで行う