共働き家庭にとって悩ましいのがお昼ご飯。つくりおきをあらかじめ準備をすることも手ですが、毎日は大変です。共働きで4人の子育てをするベリーさんは、「ラクできるところはラクに」をモットーに乗り越えていました。
子どものお昼ごはんに最適!親いらずで準備できる簡単レシピ
わが家は共働きで、実家も近所にないため、長男(小5)と長女(小2)のふたりで留守番です。平日は時間割を渡し、宿題や家庭学習、読書や片づけのスタート時間を決めて過ごさせています。
なので、お昼ご飯はもちろん子ども2人だけで食べることになります。朝に私が簡単に用意したものを、毎日お昼12時から食べ始めます。春休みが明けるまで続くことなので、用意していくものは、私たち夫婦の出勤前の慌ただしさのなかでもパパっと準備できるものです。
子ども2人だけでの留守番なので、どれもガスや電子レンジは使わないものにしています。一部の例をご紹介します。
●マカロニパスタのミートソース
マカロニパスタはゆでておき、ミートソースをかけるだけ。ほうろう容器に入れ、乾燥しないようフタをしておきます。これにゆで卵とツナ缶(フタはあけておきます)をセットにします。「食べるときにツナを混ぜてね」と伝えておきました。
●夜に多めに焼いた魚と野菜、そして朝にウインナーをプラス
こちらは夜ごはんの取り置きを中心に。夜に多めに焼いておいた魚と、取り分けておいたブロッコリーのオイル蒸し。朝起きてから、ウインナーをゆでてたしました。あとはご飯にふりかけです。
●夜のおかずの取り置きを中心に
こちらも夜の取り置き。ちくわの素揚げと、ピーマンとじゃが芋のきんぴら、人参フライ(ニンニクしょうゆのから揚げ風味)です。あとはご飯です。
●やけど防止のため、レトルトのお湯は水筒にすればカレーも食べられる
そしてこちらは、子どもたちの大好きなカレーライス。ルーはレトルトです。この日もゆで卵を添えています。
水筒に熱湯を入れておき、「食べるときにこの容器にお湯を入れてカレーを温めてね、やけどに注意」と伝えておきました。
●子どもに炊飯器の使い方を教えていれば強い!今がいいチャンスに
わが家では以前から、炊飯器のセットは子どもたちの手伝いのひとつ(子どもたちも扱いやすいように、無洗米にしています)。今回の昼食は、ご飯だけは自分たちで炊いているので、ホカホカなものを食べられます。
お子さんを留守番させているご家庭では、ご飯の炊き方を教えておくいいチャンスかもしれません。お昼ご飯のすべてが温かくなくても、1品が温かければ、子どもの満足度が高くなります。
●野菜がたりない問題は気にしない。親ががんばりすぎないことが大事!
ただ、今回ご紹介したメニューは野菜が少ないと思われるかもしれませんが、気にしないようにしています。なぜなら、つくる側に無理がないのがいちばんだからです。野菜は夕食でたっぷり食べることにして、お昼は簡単&ラクに準備できるものでわが家はOKとしています。
全部が全部、がんばりすぎては大変です。ラクできるところはラクに、緩急つけながら無理せずやりくりしていきましょう。