お手頃価格で家計を助けてくれる食材・モヤシ。大豆モヤシとレモンを組み合わせた「モヤシレモン」が、手軽でおいしいうえに栄養価も高いと話題になっています。
そこでモヤシレモンのレシピを、ESSEonlineライターが実際に試してみました。
モヤシ×レモンは疲労回復におすすめの組み合わせ
疲労の原因である乳酸をエネルギーに変えてくれるクエン酸。レモン果汁に含まれるクエン酸の量は100g中6.5gと、ほかの果物に比べてもトップクラスです。
一方、大豆モヤシはアスパラギン酸を多く含み、クエン酸の働きを助けてくれる効果が。
そんなレモンと大豆モヤシを組み合わせた「モヤシレモン」をつくってみました。
【材料(4人分)】
・モヤシ 1袋(200g)
・A[レモン汁大さじ2 きび砂糖小さじ2 ※白砂糖で代用してもOK 塩小さじ1/3]
【つくり方】
(1) モヤシを水でさっと洗い、手ですくってザルに上げて、水気を切る
(2) 鍋にたっぷりのお湯(1.6~1.8L)を沸かし、塩小さじ1/4とレモン汁小さじ1(いずれも分量外)を加える
(3) (2)の鍋にモヤシを入れて、30秒~1分くらいゆでる
(4) ザルをあけて水気をきり、そのまま粗熱を取る
(5) 厚手のジッパーつき保存袋にAを入れて混ぜ合わせ、(4)を加えてあえる。冷蔵庫に保存し、半日ほど置けば食べごろ
そのまま食べてもいいですが、身近な食材と組み合わせることで、ちょっとした副菜に。飽きずに食べ続けられます。
●<アレンジその1>ザーサイあえ
ザーザイのうまみともやしレモンの酸味が絡み合い、ワーッとご飯をかきこみたくなるような一品でした。
辛いものが好きな人はキムチや豆板醤を混ぜたらさらに楽しめると思います。
●<アレンジその2>冷奴のせ
冬の食事はシチューや煮込みなど、こってりして塩分多めなものを食べがちなのが気になっていました。
モヤシレモンを冷奴なら、しょうゆなどの調味料をかけすぎることもなく、サッパリとした口当たりでどんなおかずにも相性がよさそうです。
【つくってみた感想】
大豆つきのモヤシは今まであまり食べたことがなかったのですが、普通のモヤシより歯ごたえがあるように感じました。大豆の食感がクニクニとしているところが新鮮です。
1歳9か月の息子の子育てと仕事と家事で忙殺され、なかなか疲れが取れない毎日を送っているのですが、確かにモヤシレモンをサラサラと口にすると、なんだか体のサビが取れるような気がしました。
夏にそうめんや冷やし中華のトッピングに乗せてもおいしそうです。通年活躍させたい一品です。