主婦業のかたわらエッセイストとしても活動する若松美穂さんが、楽しく、豊かに暮らすためのさまざまな工夫をつづります。
心の温かさは、実際に自分を温めることから
今週は関東でも雪がちらつき、寒い日がありましたね。
すべての画像を見る(全8枚)寒いとつい縮こまり、体のあちこちに力が入って疲れを感じたり、肩が内側に入って、うつむきがちになったりもします。
なんだか、気持ちも落ちてしまって…とおっしゃる方も。
そう、わかる! わかります!!
そこで私は、寒い日ほど、視覚的にも感覚的にも、自分自身が温かさを感じられるように暮らす工夫をしています。
そうすることで、体もゆるみ、心にホッと余裕が生まれるのを実感しているのです。
たとえば、温かい食べ物や飲み物を積極的にいただき、体の中から温めます。
衣類は厚手の物を身につければいいのでしょうけれど、身長が173cmある私は、モコモコしたものを着ると、さらに大きくなりがち(汗)。
「薄着ですね」と言っていただくことが多いのですが、じつは見えないところで工夫しています。
お気に入りは腹巻。いまどきのものは、保温性はあるのに薄手なのがいいところ。
ラインが見えて困る、おなか周りが太って見えるなどの影響がなく、助かっています。
色も選べますし、縁取りもかわいい。
ランジェリーショップで購入できます。
腹巻の内側にはカイロをはります。足元は、つま先が冷たいとつらいので、ヒールの中にもカイロを忍ばせます。私の一番のお気に入りは、写真の真ん中、桐灰ピンクの袋。靴に入れるだけのタイプのカイロ。
いろいろと試しましたが、あまり温かくならないとか、逆に熱くなりすぎてムズムズするとかがないうえに、長い時間温かさを保ってくれます。
わが家周辺ではあまり見当たらず、仙台へ行ったときに、まとめ買いしてきました。母にも娘にも好評です。
帰宅時は体が冷えているので、肩に乗せる保温グッズで体を温めながら家事をしています。
首のあたりで、ひも部分をキュッとしめることができ、動いても落ちることはありません。レンジで何度も温め直しが可能で、こちらも家族に好評。だれかが帰宅するたびに、チン! して使用しています。
肩はその後、ネックウォーマーを使用し温かさをキープ。
寝るときには、顔にクリームをたっぷり塗ってから、温かくなるタイプのアイマスクやガーゼマスクで、蒸した状態をつくっています。
温かいうえに、お肌も潤いが増して心地がいいのです。
体温は免疫力にも影響があると聞いたことがあります。体を温め、風邪予防をするだけではなく、心も一緒に温まるといいなと思っています。
【若松美穂(わかまつみほ)】
お金をかけずにセンスと工夫でおしゃれに暮らすカリスマ主婦読者として、生活情報誌『ESSE』や『サンキュ!』などで紹介され人気者に。2011年、心理カウンセラーの資格を取得。主婦業のかたわら、エッセイストとしての執筆活動のほか、講演、各メディアへの出演など多方面で活躍。夫と娘2人、母親の5人家族。埼玉県在住。公式サイト「
“いま”と“みらい”のへや」にて最新情報を更新中