1年の終わりにすることといえば「大掃除」です。ものがあふれそうな場所を見直して、収納をすっきりさせましょう。
築25年4DKの中古一戸建てをDIYしながら暮らす塩野美和さんが、プチプラグッズでできる、玄関の収納を見直し方法を教えてくれました。
取り出しやすく整った玄関と下駄箱で、新しい一年を始めましょう!
家族全員が毎日使う玄関。大掃除ついでに、下駄箱の中を使いやすく整えてみませんか?
・下駄箱に入れた靴をすべて取り出し、掃除する
↓
・もう履かない靴を処分する
↓
・収納したい靴に合わせて、棚板の高さを見直す
まずは玄関も大掃除。下駄箱に収納している靴をすべて取り出して、普段できない掃除を念入りにしたら、サイズアウトした靴や履かない靴を処分します。
次に、収納したい靴に合わせて、棚板の高さを見直します。
●ボックスは中身が見えないものを。収納するものを選ばないから便利!
靴箱に靴がビシッと並んでいると、便利だし使いやすいのですが、靴の大きさや高さはまちまち。下駄箱のスペースをいまいち有効活用できていないと感じている人も多いのでは。
結果的に収納がたりない、靴が入りきらない…となる前におすすめしたいのが、ボックス収納です。
わが家で使用したのが、ダイソーの「マルチ収納ボックス(フタ付)」という200円の商品です。
わが家の下駄箱の微妙なスペースには、こちらのボックスがピッタリとハマりました。
ボックス収納がいいのはざっくりと収納しておけるところです。
シーズンオフの靴や洗濯ずみの靴など、いずれ必要になるけれど今メインではない靴などは、出番が来るまで重ねてつめて収納してしまいます。
このボックスは外からは見えないので、きれいに並べる必要もありませんから、たくさん収納できます。
靴の乾燥剤や珪藻土など、ケアグッズをまとめて入れておくのも便利ですよ。
●じつはキッチングッズ?デッドスペース活用に便利な収納ラック
棚板に差し込むだけで、1段を2段として使うことができる「ハンキングワイヤーラック」。下駄箱のデッドスペースを活用してよりたくさん収納ができるようになります。
じつは、こちらはセリアのキッチンコーナーで売られているもの。ちょっとした隙間収納に便利なので、キッチン以外でも使い勝手のいい商品なんです。
棚板があれば簡単に収納スペースがつくれるので、小さい子どもの靴やサンダルなどが収納できます。
●小物類は壁面収納を利用して賢く収納
靴箱には靴だけでなく、靴をケアする小物や、雨の日の長靴と一緒に使用したい傘やレイングッズなども収納しておくと便利です。
レイングッズは、セリアの「メールボックスL」という商品にグルーピング収納。これらの商品は、壁にかけられるように穴やフックがついています。
壁面にフックを取りつければ、メールボックスの穴に引っかけて使えるので、使っていない壁面スペースを有効活用できます。
●100円グッズを組み合わせて簡単に引き出し収納をつくる!
もっと小さなグッズなどは、浅型のセリアの「メッシュラック」+「インテリアウォールバー」を使った引き出し型収納にすると便利。
メッシュラックの裏には小さなフックがついています。靴みがきやパンプス用のクッションなどのより小さな小物を収納するようにしました。
靴箱のスペースに「インテリアウォールバー」を取りつけます。
インテリアウォールバーの溝にメッシュラックのフックを取りつけて、引き出し収納の完成!
引き出すことができるので、狭い小さなスペースもちょっとした小物の収納スペースに。
靴のケア用品をグルーピング収納してあるので、使うときは引き出してメッシュラックのボックスごと作業に持ち出すと便利ですよ。
●アイアンバーを設置して長傘も下駄箱に収納!
セリアでおなじみの「アイアンウォールバー」は、靴箱の中に設置すれば長い傘の引っかけ収納にぴったりです。
100円ショップの収納用品を使って、今必要な靴は取り出しやすく、必要ないものは見せずにまとめて収納。スペースが確保しやすくなり、余裕ある収納になりました。
大掃除など、不要なものを処分してものが少なくなるタイミングで収納を見直せば、使いやすくきれいな状態をキープできるようになりますよ。