4:エレベーターがないアパートが多い
すべての画像を見る(全5枚)日本では4階以上の建物にはエレベーターがあるのが一般的ですが、海外では5階や6階でも階段のみという建物が珍しくありません。住宅を選ぶときには、必ず確認しておきたいポイントの1つです。
とくに外国人の場合、スーツケースの出入りが多いので、エレベーターがないとかなりの重労働。やむを得ないときは「これは毎日ジム通いだ」と自分に言い聞かせながら、息をきらして階段を上ることになります。
5:エレベーターに「閉まるボタン」がない
さらに驚いたのが、エレベーターに「閉まるボタン」がないこと。日本ではつい押してしまうあのボタンですが、こちらでは扉が自然に閉まるのを、のんびり待つスタイルです。
「どうせ閉まるんだから急がなくてもいいよね」と、世間話をしながら待つ人たちの姿を見ると、なんともお国柄を感じます。
中には扉の開閉や電気のスイッチも手動だったり、定員数が2名のみだったりと、歴史を感じるエレベーターに出合うことも少なくありません。
6:地下鉄のドアが手動
地下鉄や電車のドアも、自分たちでレバーを倒したり、ボタンを押して、あけ閉めするタイプをよく見かけます。そのため、扉の近くに立っている人が自然とドア係のような役割に。
自分が降りなくても、奥の人が降りる様子を見て扉をあけてあげる場面もよくあります。最初は戸惑いましたが、慣れてくると「必要な人だけあける」という合理的な仕組みにも思えます。
また地域によっては、寒気が入り込むのを最低限に保つためとも聞いています。
7:地下鉄で突然始まるミニコンサート
地下鉄では、さらに驚く光景にも出会います。電車が走り出したと思ったら、突然ギターの音が鳴り、車内で歌が始まることがあるのです。
数曲演奏したあと、帽子を持って乗客の前を回り、チップを集めて次の車両へ。最初は目を合わせていいのか迷ってしまい、こちらが妙に緊張してしまいました。
でも乗客が手拍子をしたり、拍手を送ったりすると、車内は小さなライブ会場のように盛り上がることもあります。
まとめ:不便さの中にある温かさ
海外で暮らしていると、思わぬ場面で目を丸くすることがよくあります。バスや電車で大声で電話している人、エスカレーターに自転車ごと乗っている人、ブドウひとふさを袋にも入れず、そのまま手に持って帰る人…。
そして、高齢者が地下鉄に乗ってくると皆が一斉に席を譲り合う姿、スーツケースを持つ女性には、何人もの男性が声をかける姿が見られます。
違いに戸惑いながらも、そんな光景に出合うたび、「暮らしの豊かさってなんだろう」と、ふと考えることが多くなりました。


