「手放す苦労」を知ることができた

粗大ゴミは運ぶのも一苦労
粗大ゴミは運ぶのもひと苦労
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捨て活で「手放す苦労」を経験したことも、散財が減った理由のひとつです。

捨て方がわからない特殊なものは、自治体のルールを確認して、ゴミ袋に分別して、収集日に所定の場所に出して…と捨てるまでに多くの手間がかかります。

大型家具や家電の場合はなおさらです。粗大ゴミの収集場所やリサイクル業者を調べたり、重たいものを運んだり…処分には手間も労力も、そしてお金もかかるのだと、身をもって知りました。だからこそ、「捨てにくいものはもちたくない」という気持ちが散財のストッパーになっています。

いまは家具や家電も必要最低限で、1人で運べるコンパクトなものがいいと思うようになりました。おのずと高機能で高単価のものが選択肢から外れるため、財布の負担も減ってきています。

SNSにとらわれず、自分らしくものを選ぶ

 おしゃれなキッチンより、ストレスがないキッチン
おしゃれなキッチンより、ストレスがないキッチン

SNSには「すてきだな」と思える暮らしの投稿があふれていて、SNSがあったからこそ知ることができたものもたくさんあります。

ただ、ものを減らして気づいたのが、憧れと快適さは必ずしも同じではないということでした。

話題になった、ホテルのようなふかふかなタオルは、洗濯しても乾きにくくて私にはストレスでした。おしゃれなうすはりグラスも普段づかいには向かず、食器棚の奥にしまったまま。

世の中にはいいものがあふれ、憧れの対象もたくさんあります。でも、SNSで語られる価値観に自分を合わせにいく必要はないのだと思います。

だから今は、お金を使うなら「自分にとっていいもの」「自分が快適に暮らせるもの」を基準にするようになりました。

流行やだれかの意見に流されず、自分視点で選別できるようになってきたことも、散財を減らせた理由のひとつだと感じています。