年末年始の体重増加が気になっている方も多いのではないでしょうか。ダイエットと聞くと、「好きなものを我慢する」といったイメージを思い浮かべる人も少なくありません。そこで注目したいのが「リンゴ酢」。ダイエット講師の嶋田壱成さんによると、「無理に我慢しなくても体の内側から整い、結果的にやせやすい状態がつくれる」といいます。今回は、リンゴ酢のうれしい効果と取り入れ方、混ぜるだけで簡単なレシピを教えてもらいました。

※ この記事は『ご飯もお酒もガマンなし!りんご酢飲むだけで瘦せていく』(飛鳥新社刊)に掲載された内容を抜粋・再編集しています

リンゴ酢
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無理な我慢は不要?「リンゴ酢」が体の内側から整うといわれる理由

リンゴ酢
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「リンゴ酢を飲むだけでやせるなんて、本当?」そう思う方も多いかもしれません。ですが、じつは、リンゴ酢やお酢に関する研究はこれまでにも行われており、体重や内臓脂肪の変化が報告された例もあります。

たとえば、日本で2009年に行われた研究では、肥満気味の成人男女104人を対象に、お酢を毎日飲んでもらう実験が行われました。一方のグループは、1日あたり大さじ1杯(約15mL)のお酢を、朝と夜の2回に分けて12週間継続。もう一方のグループは、お酢を含まない飲料を同じように飲み続けました。

その結果、お酢を飲んでいたグループでは、平均で約1.2kgの体重減少が見られただけでなく、内臓脂肪が約5%、血中中性脂肪が約18%減少したという報告があります。

もちろん、これだけで誰でも必ずやせるわけではありませんが、お酢には体の調子を整える効果が期待できます。

※リンゴ酢を飲むにあたり、妊娠中、授乳中の方、歯に不安のある方、持病のある方、とくに腎臓に持病のある方、胃腸の弱い方、薬を服用している方は注意が必要です。糖尿病薬、血圧薬、利尿薬、胃薬などは、リンゴ酢と影響し合うことがあります

リンゴ酢でやせやすくなる、3つの仕組み

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では、具体的に「リンゴ酢」にはどんな効果があるのでしょうか? やせやすい体をつくる3つの仕組みがあると言われています。

●1:脂肪が「燃えやすい体」に近づく

リンゴ酢の主成分は「酢酸」。この酢酸が体内に取り込まれると、脂肪の代謝に関わる働きをサポートすると考えられています。脂肪がつきにくく、燃えやすい体づくりにつながる可能性があるのです。

●2:血糖値の急上昇がゆるやかに

食後に血糖値が急激に上がると、余った糖が脂肪として蓄えられやすくなります。酢酸には、食後の血糖値上昇を10〜20%ほど抑える可能性が示唆されており、脂肪が蓄積されにくい状態をサポートします。

●3:腸内環境から整えて、痩せ体質へ

近年注目されているのが「腸内環境」と体型の関係。腸内環境が整うことで、食欲や代謝にもいい影響があると考えられています。リンゴ酢は、腸内環境を整える生活習慣のひとつとして取り入れやすい存在です。なにより、リンゴ酢は「続けやすい」のが魅力。無理な食事制限や運動をがんばる前に、まずは一杯のリンゴ酢から始めてみる。そんなゆるやかなダイエットが、今注目されています。

まずはここから!「リンゴ酢」の選び方と取り入れ方

「リンゴ酢ダイエットって、特別なものを買わないとダメ?」そう思う方も多いかもしれませんが、答えはNO。高価な商品を無理して買う必要はありません。リンゴ酢は、スーパーやドラッグストアで売っている一般的なもので十分です。

●リンゴ酢の選び方

選び方はどうすればよいでしょうか? 店頭でよく見かけるリンゴ酢には、大きく2種類があります。

・リンゴ酢・・・穀物酢などにリンゴ果汁を加えたもの

・純リンゴ酢・・・リンゴ果汁100%を発酵させた果実酢

研究などで使われているのは「純リンゴ酢」ですが、実際には一般的なリンゴ酢でも体感の変化を感じた人は多くいます。まずは続けやすいものを選ぶことが大切です。

もし余裕があれば、

・無添加

・やや濁りがある

・有機原料

といったポイントを参考にしてもよいでしょう。

●リンゴ酢の基本の飲み方とタイミング

リンゴ酢が手に入ったら、今度は「いつ飲む?」が意外と大事になってきます。飲むタイミングでおすすめなのは、食前30分。とくに夕食前は、1日の中で脂肪がつきやすい時間帯とされています。

食前にリンゴ酢を飲むことで、

・血糖値の急上昇を抑えやすい

・満腹感を得やすい

・消化をサポート

といったメリットが期待できます。

理想は1日3回ですが、夕食前の1回だけでもOK。「完璧にやらなきゃ」と思わず、できるところから取り入れてみましょう。

●理想的な1日のスケジュール例

最も効果的なのは1日3回、各食事の30分前に飲むことなので、理想のスケジュール例をご紹介します。

※ 朝食7時、昼食12時、夕食18時半と想定した場合のスケジュール例です。

朝食前:7時

・起床後、コップ1杯の水を飲んでから

・30分後にリンゴ酢ドリンクを飲む

・代謝をアップさせて1日をスタート

・朝食の食べすぎを防ぐ

昼食前:11時半

・午前中の仕事で疲れた体をリフレッシュ

・昼食での血糖値上昇を抑制

・午後の眠気を軽減

夕食前:18時

・午前中の仕事で疲れた体をリフレッシュ

・昼食での血糖値上昇を抑制

・午後の眠気を軽減