ちょっとしたふき掃除などに便利なウエス。使い古したタオルや衣類を使ってつくったことがある人も多いのではないでしょうか? 今回、ウエスに向いている布やつくり方のコツ、家じゅうで活用できる使い倒しワザについて、ウエスを販売する株式会社鈴六の広報担当に話を伺いました。

シーツウエス
古布の活かし方は?
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ウエスに向いている布の条件とは?

ウエスとは、不要になった服からつくられた使い捨てのぞうきんです。古着やタオルなどを裁断してつくります。

今は家庭内でも使われていますが、ウエスはもともと工業用や業務用のふきとり布のこと。たとえば、製造現場で機械や床などについた油汚れふきに使用されています。

そのため、より丈夫で水や油を吸い込みやすい方が使い勝手がいいこともあり、最適な条件というものがあります。

ウエスに向いている布の条件は次の3つです。

●1:綿や麻の含有率が高い

ウエスの第1条件は、綿や麻の比率が高いこと。基準は綿・麻率30%以上(※)です。

綿の比率が高いほど吸水・吸油率が高く、汚れをしっかり吸ってくれるので、掃除との相性がいいです。

一方で、綿の比率が30%未満のものや、化学繊維のものだと、吸収性が落ちてしまうため、家庭内で使うウエスは、綿100%のTシャツやシャツ、タオルなどがおすすめです。

※ 株式会社鈴六で採用されている基準値

●2:タオル地

家庭内では、使い古したタオルをウエスにされていることも多いかと思いますが、じつはこれは大正解。タオル地は毛先が長いので、油汚れや水分を吸着しやすいからです。

●3:しっかりしている生地

綿や麻の比率が高い布類といえば、Tシャツやタオルなどが候補に上がりますが、ほかにも生地がしっかりしているものや厚みがあるもの、たとえば靴下やタオルハンカチなどもウエスに向いています。

ウエスにおすすめの素材3選

ウエスの製品のなかでは、おもに次の3つの種類がポピュラーです。

●1:メリヤスウエス(古着)

Tシャツや肌着など、伸び縮みするように編まれたメリヤス生地を使った古着。メリヤス生地は、油や水を吸収しやすく、丈夫で破れにくいのが特徴です。

●2:シーツウエス

シーツや枕カバーなどのリネン類をカットして利用するウエス。シーツウエスは、糸を織ってつくられている生地で、固くて伸びないのが特徴です。また織物にはほかにワイシャツもありますので、古着を活用できますよ。

●3:タオルウエス

タオルウエスは、パイル地で毛足が長くふんわりしているのが特徴です。厚みがありしっかりしているので、汚れの落ちにくい場所などの掃除に最適です。

とくに使いやすくて人気なのは、メリヤスウエスとタオルウエスです。おもに、掃除や車の整備時の汚れや油のふきとりで使われています。

シーツウエスは、固くて摩擦に強いので、レザーや革製品のみがき、ガラスなどの仕上げ、コーティングに最適です。

これらの素材は、どれも家庭内で準備しやすいので、ウエスをつくってみてはいかがでしょうか。