今年も残りわずか。クローゼットの整理や大掃除をしている人も多いのではないでしょうか。「来年こそクローゼットをスッキリ整えたい」「毎日のコーデ選びをラクにしたい」と考えている方に向けて、年間20着で暮らす“ゆるミニマリスト”のやまこさん(39歳)に、年末に見直したい服を5つ教えてもらいました。
すべての画像を見る(全6枚)1:子どもが小さかったときに活躍した「ママ仕様の服」
子どもが小さいうちは、汚れてもいい服や、公園遊びで動きやすい服がどうしても増えますよね。今まさに子育て真っ最中のママは、もちろん捨てなくて大丈夫。
でも、子どもが成長してその時期を卒業しているなら、ママ仕様の服はすでに役目を終えているかもしれません。
私の場合、子どもたちが小学生になり、服を汚されることもほとんどなくなりました。今でも自宅前でサッカーやバドミントンをしたり、学校行事の親子レクで体を動かす機会はありますが、動きやすい洋服は1〜2着あれば十分。
その結果、以前の「汚れてもいい動きやすい服」は10枚以上手放しました。
今の暮らしに合わなくなった「ママ仕様の服」は、思いきって見直すタイミングかもしれません。
2:毎回、「着ない理由が思い浮かぶ服」
ほかの服と合わせづらい、動きづらい、流行りが終わったかも…。そんな理由で一度手に取っても、そっと戻してしまう服ってありませんか?
私の場合、着ない理由で多かったのは「着心地の悪さ」。いくらデザインが好きでも、「重い」「肩まわりが窮屈」などストレスを感じる服は、年齢を重ねるにつれて避けるようになりました。
もちろん、着ない理由は人それぞれ。一度立ち止まって考えることで、「今、自分が求めている服」「これから買うべきじゃない服」が見えてきます。
3:思い出や罪悪感で「キープしていた服」
楽しかったお出かけで着ていた服、プレゼントでもらった服。思い出のある服は、見ているだけでそのときの気持ちがよみがえってうれしいものです。
でも、よく考えると「思い出はあるけれど、服自体はもう着ていない」。そんな服がクローゼットに残っていたりします。
私自身も、「思い入れはあるのにクローゼットの奥にしまってあることにモヤモヤする…」。そんな複雑な気持ちで、しばらく手放せずにいました。
でも、思い出そのものは、服を手放しても消えるわけじゃありません。写真に残したり、感謝の気持ちだけ受け取って手放したら、想像以上に心が軽くなりました。
「気持ちだけで残していた服」を見直すと、クローゼットだけでなく、気持ちの整理にもつながりますよ。



