3:好きなものの収納は「お道具箱」サイズが便利

【画像上】「R35ボックス」(220円)商品サイズ:26cm ×8cm ×36.5cm 材質:本体 ポリプロピレン、フタ ポリプロピレン
【画像上】「R35ボックス」(220円)商品サイズ:26cm×8cm×36.5cm 材質:本体 ポリプロピレン、フタ ポリプロピレン
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もうひとつのコツは、「1つの収納に1テーマ」というルール。

「たとえば、お絵かきが大好きな末っ子のために、大きなトレイのなかに紙と色鉛筆、ペンを入れた『お絵描きセット』を用意しています。そうすると、描きたいな、と思ったときにこれだけ持っていくだけですぐにお絵描きが始められます」

工作が大好きな長女のアイテムやグッズも、1ケース1テーマが基本。セットで持ち運ぶものは、スタンダードプロダクツのR35ボックス(220円)という収納ケースを愛用。中身を書いたカードは子どもたちに書かせています。

「小学校のお道具箱とちょうど同じくらいのサイズ感なので、子どもも使いやすいみたいです。なかには絵の具なら絵の具だけ、レジンならレジンだけ、粘土なら粘土だけ、というように1種類のものだけ入れるように。こうしておくと、小さい子どもでも一人でちゃんともとに戻せるんです」

4:片付けは「完璧」を手放すとぐんとラクに

miwaさん

子どもに片付けをしてもらうためには、親が完璧を求めすぎないことも大切。

「子どもには『ここに入れるだけでいいんだよ』と伝えています。なかまできれいに整頓するのは大人でも大変ですから。ちなみに、収納アイテム自体はインテリアに影響してくるので、私が好きなもので選ぶことが多いです。収納グッズの見た目はお母さん目線で、片付けのしやすさは子ども目線で。なかがスッキリ使えるアイテムを選ぶようにしています」

子どもの目線で収納を考えながら、家全体の雰囲気は大人が仕上げる。このバランスが、子育て中でも散らからない家を保つコツかもしれません。