糖質オフダイエット中だから、おやつは禁止…そんなことはありません。
おやつのとり方のポイントを押さえれば大丈夫。栄養士の金丸絵里加さんに、糖質量の目安や満足感を高める方法など、ソボクな疑問に答えてもらいました。
糖質オフ中はおやつを食べてもいいの?素朴な疑問Q&A
Q1:糖質オフ中におやつを食べても大丈夫?
A:糖質の低いおやつなら血糖値が上がりにくく、食べても脂肪になりにくいので安心して。1日の糖質量の目標を決め、その範囲内で食べましょう。ただし、おやつを食べるために食事を抜くのはNG。健康的にやせるには1日3食とり、おやつはお楽しみとして食べて。
Q2:食べていいおやつの目安は1日どれぐらい?
A:1日の糖質量の10%ほどがおやつの目安です。たとえば、1日の糖質量の目標が100gなら、おやつの糖質量は10g以下なら食べても心配ありません。レシピの糖質量、市販品なら栄養成分表示の糖質(または炭水化物)をチェックして。
Q3:果物には果糖があるって聞いたことがあるけど…?
A:果物の果糖のとりすぎは中性脂肪の蓄積につながりますが、食べる量に気をつければ大丈夫。甘味や酸味によって少量でも満足感が得られ、ビタミン、食物繊維などの栄養もとれます。果糖が気になる場合、キーウィ、ベリー類、スイカなど糖質が低めの果物を選んで。
Q4:生クリームは糖質が低いけどたくさん食べてもいいの?
A:生クリームは糖質が低く、ホイップクリームに甘味をつけるとき、砂糖の代わりに糖類ゼロの甘味料を使うことで糖質を抑えられます。
とはいえ、脂肪分が多いので食べすぎればダイエット効果がダウン。少量でも満足感が得られるので、適量を心がけましょう。
Q5:糖質オフおやつの満足感を高める食べ方はある?
A:糖質オフおやつは、無糖の紅茶や好みのハーブティーと一緒にとるのがおすすめです。
お茶の香りでリラックスし、ダイエット中のイライラ軽減に。お茶を飲みながらゆっくり味わうことで満足感が増し、早食いを防げます。
Q6:おやつを食べても太りにくいタイミングは?
A:スーパーへ買い物に行く前など、体を動かす前におやつを食べると血中の糖がエネルギーとして消費されやすくなります。
また、活動量が減る夜に糖質をとりすぎると体脂肪になりやすいので、昼食と夕食の間の15時頃なら夕食のドカ食いも防げて一石二鳥。
Q7:おやつを食べたのに、口寂しいときはどうしたらいい?
A:スルメ、おやつ昆布など、低糖質でかみごたえのあるものをとってみて。かむことで脳の満腹中枢が働き、空腹を抑えられます。
また、無糖の炭酸水もおすすめ。胃が膨らんで空腹感がまぎれます。好みの無糖のお茶で割ってティーソーダにしても。