実家や義実家の片付けをスムーズに進めるのは、簡単なことではありません。今回は、8年間にわたり義実家の片付けに取り組んできた、やまだめがねさん(50代)の事例を紹介します。はじめは義両親の抵抗もあったそうですが、片付けを進める中で少しずつ変化が生まれたそうです。関係を保ちながら、どのように片付けを進めてきたのか伺いました。

義実家の片付けにまつわるエピソードを紹介します
義実家の片付けにまつわるエピソードを紹介します
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「捨てないで」「動かさないで」で片付けが進まない

実家の片付け中

夫の実家を片付け続けて8年目になるめがねさん。

「義実家は家業の忙しさと介護が重なり、親族間のトラブルもあって、30年あまり身の回りの片付けができないような状況。これではまずいと、落ち着いたタイミングでようやく片付けに手をつけることができましたが、義母はものを手放すことに抵抗感があり、動かさないで、触らないでという調子でした」(めがねさん、以下同)

その間もものはたまるばかりだったといいます。

ものが多すぎる大変さに気づいてくれた

処分するもの

明らかに使っていないものでも、勝手には捨てられません。とくに衣類やバッグは量も多く、義母に確認しながら進めていきます。

すると、片付けを少しずつ進めていくうち、義母の態度も徐々にやわらいできたそう。

「あまりの量に、さすがの義母も驚き、“捨てなきゃね”とひと言。義母はもうプレ介護の状態だし、昔の服は着られないものがほとんどです」

また、片付けを続けていくことで、「“ものを減らすと暮らしやすくなる”ということに気づいてくれたのでは」とめがねさん。

「服を片付けていたら、ちょうどいいレインコートが押入れの奥から出てきたんです。いつ買ったのかも思い出せなかったようですが、“出してくれてよかった、片付けてくれてよかった”と素直にお礼を言われました」