夏休みやお盆は絶好の旅行シーズン。あれもこれもと荷物が増え、バッグに入りきらない…という経験もあるのでは? 「娘たちが小さい頃は荷物が多かった」と語るのは、元祖節約主婦として知られる若松美穂さん。旅行好きの若松さんに、身軽に過ごせる旅の荷物のアイデアを伺いました。

写真:宅急便
旅の荷物が増えても大丈夫な理由とは?
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娘が小さい頃は荷物が多くなりがちだった

ひと言に旅行といっても、海外か国内か、街中か郊外に行くのかでキャリーケースの中身は異なるでしょう。用意や片付けには時間もかかるので、荷物はなるべく少なくした方がラクですよね。

といいつつ、私自身も用心深い方。娘たちが小さい頃は荷物が多くなりがちでした。薬などの必要なものや、すぐに買いに行けないものはバッグに入れるしかありません。そんな私が実際にしてきた対策を並べてみました。

電車や飛行機旅なら、宅急便に頼る

国内旅行や空港などに限りますが、宅急便で移動させるのもひとつの手です。お子さんがいる、電車・飛行機・バスでの移動距離が長い、重い荷物をもてない、体の自由がきかないといった場合に便利です。ホテルや旅館から自宅へ送る際は、荷物を入れる大きめの紙袋を持参していくとよいかもしれません。

もちろん宅急便代はかかります。けれど、労力や気疲れ、心地よさやラクさと比較し、かけてもよい金額であれば選択の余地はあると思います。

●宅配便で身軽な帰省もかなう

帰省なら、お土産自体を買わないというのも選択肢のひとつ。ただ、ムリにものを減らして不安になったり、雰囲気が悪くなったりするなら本末転倒。お土産も旅行の楽しみだと考え、荷物やお土産を宅配便で先に送って手荷物を減らしてもよいでしょう。

※ 宅配の受け取りが可能かどうかは、ホテルや旅館などのホームページなどをご確認ください。お盆や人の移動が多い時季は、荷物の到着日を1日早めて選ぶ方が確実な場合もあります。

クルマ旅なら、カゴに荷物をざっくりまとめる

写真:カゴ。車移動の場合カゴにザクっと入れる

クルマ移動の場合は持ち運ぶことを意識しなくてよいので、バッグやキャリーケース以外でも問題ありません。わが家ではマチ幅の広いカゴをひとりずつ用意し、それぞれ専用のカゴへザクザクと入れています。出し入れがしやすく便利ですし、持ち手がついているとより運びやすいです。

ホテルに泊まるときに、多めの荷物をバラバラと持ち込むことが恥ずかしいと思うかもしれません。ですが、チェックインのあとやチェックアウトの前に自分たちで運び入れ、クルマに入れてしまえば問題ありません。

●汚れた服は大きな袋にまとめて洗濯機前へ

写真:ESSE洗濯物

旅先で汚れた衣類は、洗濯用の大きな袋を別で持ってきて、そのなかに入れてもらいます。帰宅後はそのまま洗濯機の前に運べばOK。途中でコインランドリーに寄り、その間に食事や買い物をすませば、旅行帰りの家事もぐっと減りますよ。