身近なものを代用しながら簡単にできる酷暑対策を紹介します。教えてくれたのは、50代で築古団地に夫婦で暮らすやまだめがねさん。エアコンと併用しつつ、暑さをしのぐ工夫を伺いました。

エアコンの電気代はなるべく抑えたいところ
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日差しカットに「シーツ干し」を活用

ソファとお部屋

ブロガーのやまださんは築40年の団地に夫婦ふたり暮らし。

「エアコンももちろん使っているけれど、外気温との温度差が高くなると体調を崩してしまうんです。だからなるべく頼りたくない…。でもわが家は窓が大きいので、風とおしや日当たりがいいぶん、夏は厳しい日差しにいつも悩まされます」(やまださん、以下同)

そこで、どうにか手軽に遮光できないかと考えたのが「シーツ干し」でした。

「物干し竿にシーツを広げて干すと、サンシェードがわりになるんです。これが、けっこう涼しい! 直射日光を避けるだけで室温が下がることを実感しています。夏場はほぼ毎日洗濯しているから、洗ったついでに干すだけで手間もかかっていません」

予備のシーツ

サンシェードの設置は面倒に感じることも多いし、購入するとなるとそれなりにお金がかかります。しかも劣化するため定期的に買い替えが必要。でもシーツなら普段使っているものをそのまま干すだけでOKです。

サンシェードがわりや間仕きりなど、多用途に使える薄いシーツの予備も用意してあるそうです。

「サンシェードは季節アイテムだから冬には外してしまっておかなければなりません。シーツは普段使っているものだから収納場所を考えずにすむということも、少ないもので暮らしたい私にとっては大きなメリットです」