おしゃれで個性的なベーカリーやカフェが充実している沖縄。海を一望できたり、地元の食材を生かしていたり…と、沖縄ならではのロケーションやおいしさにこだわったお店が続々と登場しています。
沖縄が好きで、何度も訪れているという料理家の枝元なほみさんとカフェ巡りをしてきました。
沖縄で充実!話題のベーカリー・カフェでのんびり
「どのお店も、すぐ近くに自然を感じながら、のんびり過ごせるのがうれしい!」
枝元さんは旅中、そう語っていました。ショッピングや観光の合間に訪れて、時間を忘れてくつろいでみてはいかがでしょうか。
●沖縄ならではのフレーバーがずらり/黒糖カヌレほうき星
港川外人住宅街にあるカヌレ専門店。多良間(たらま)島産の黒糖を使ったひと口サイズのカヌレは、お持ち帰りのほか、外のベンチで味見しても。カリッとした食感と優しい甘さで、いくつでも食べられます。
「パイナップルやドラゴンフルーツ&シークヮーサーなど、沖縄ならではのフレーバーがあってワクワクしますね。パッケージもかわいいので、お土産にも喜ばれそう」
8個入り ¥1253、6個入り ¥939、4個入り ¥626。上記のフレーバー以外にプレーン、沖縄ミルク、コーヒーなど8種類のなかから好きなフレーバーを選べます。
【黒糖カヌレほうき星】 住所:沖縄県浦添市港川2-16-2-25号室 電話:098・975・7825 営業時間:11:30~18:30 定休日:無休●素朴な味わいならココ!/今帰仁の駅そ~れ
スイカ形の建物が目印の「今き仁(なきじん)の駅そ~れ」は、村のお母さんたちが営む小さな道の駅。枝元さんが“実家のような場所”と話すほど、愛着のあるスポットです。
お店に入ると、ゴーヤやナーベラー(ヘチマ)、島ラッキョウなどの島野菜やフルーツがずらり!
「いつも野菜を買い込んで、宅配便で送ってもらいます。揚げたてのサーターアンダギーが並ぶほか、野菜たっぷりのチャンプルーなど、お母さんたちがつくる食堂のご飯もおすすめです」
プレーン味のほか、紅イモやドラゴンフルーツのフレーバーもある「サーターアンダギー」は1袋¥350。
マンゴー入りの「島だれ」やパパイヤ茶、ゴーヤのつくだ煮などの地元の名産品も豊富で、食堂では日替わりおかずがセットになったそ~れ定食やそば定食も食べられます。
【今帰仁の駅そ~れ】 住所:沖縄県国頭郡今帰仁村玉城157 電話:098・056・4940 営業時間:9:00~18:00 定休日:月曜●ビーチで味わう本格カレー/食堂かりか
ここの魅力はなんと言っても目の前がビーチという絶好のロケーションです。
「青い海を眺めながら、本場のネパールカレーを味わえるなんて最高。食後はそのまま海へ入って遊びたい!」
ネパールの名物料理、モモやサモサなどのサイドメニューも充実しています。
ネパール出身のシェフがつくるカレーは本格的な味。
2種類のカレーにサラダとドリンクがついた「かりかスペシャル」は¥1350。チキンカレーや豆カレーなど、豊富な種類のカレーがあります。
【食堂かりか】 住所:沖縄県南城市玉城百名1360 電話:098・988・8178 営業時間:木曜~火曜10:00~20:00、水曜10:00~15:00 定休日:無休●マンゴーたっぷりのぜいたくなパフェ/田中果実店
人気スポット・万座毛(まんざもう)近くにあるフルーツパーラー。
いちばんの人気は、たっぷりのマンゴーとマンゴーソルベ、ミルクアイスがのった「贅沢マンゴーパフェ」¥980。
「トロリと甘い完熟マンゴーがおいしい! ボリュームがあるので、シェアしても」
恩納村(おんなそん)のフルーツを使ったジャムやマフィンも購入できる。
濃厚なマンゴーと、さわやかなパッションフルーツがマッチしたかき氷の「パッション&マンゴースペシャル」¥1200。テイクアウトもできます。
【田中果実店】 住所:沖縄県国頭郡恩納村瀬良垣2503 電話:070・5279・7785 営業時間:11:00~17:30 定休日:火曜、水曜【枝元なほみさん】
劇団員や無国籍レストランのシェフを経て、料理研究家に。自由な発想で生み出される料理と気さくな人柄が人気。一般社団法人「チームむかご」を設立し、農業生産者のサポートや被災地支援にも取り組んでいる