バカンス先ではレストランに行くのはときどき

バカンスを楽しむ
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バカンス先でレストランに行くのはときどき。普段は現地のマルシェで新鮮な野菜や果物、特産品の海の幸やシャルキュトリー(サラミ、ハム類)、チーズ、ワインなどを調達します。毎日レストランでは懐は寂しくなり、胃は重くなってしまいますからね。

バカンス中のフランス人は時間をゆったりと楽しみます。朝は波の音や鳥の鳴き声と共に起き、おいしいベーカリーでパンを買い、ゆっくり朝食を楽しむ。そしてマルシェに行ったり、読書や散歩をしたり、お目当ての美術館やお城があれば見学したり。

サラダとハム類の昼食を食べたら、午後はお昼寝を。19時くらいからは、ビールや白ワインとおつまみでアペリティフ(食前酒)の時間。21時くらいまでは明るいので庭でバーベキューを楽しんで、日が暮れてから家族でゲームしたり読書をしたり。そんなバカンスの過ごし方です。

バカンスは普段していることを丁寧にして過ごす

フランス人のバカンスで感じるのは、とくに特別なことするのではなく、普段していることを丁寧にすること、時間を急いで使わないこと、心忙しい日々と距離をおくこと。

本を読むのも、砂浜の砂や太陽の光が気にならない「紙の本」が便利。バカンス前に本屋さんで選びます。

そんな「スロー」な暮らしがフランス人のバカンスの過ごし方です。