ホテルサブスクを活用し、旅の概念が変わった
すべての画像を見る(全3枚)なんとも魅力の多そうな週末ステイ。ただコストや労力もかかってしまいそうです…。毎週末の滞在先はどうやって決めているのか、香村さんに聞いてみると、ホテルのサブスクリプションのサービスを利用しているとのこと。
「サブスクのアプリでまずどのホテルに泊まるかを先に決めてから、そこでなにをするかをあとから考える、という流れが多いですね」
香村さんが利用しているホテルのサブスクは、毎月数千円程度の定額料金を支払い、貯まったポイントで世界中のホテルを予約できるというもの。航空券も予約できるサービスがあり、航空券を先に予約してからホテルも予約することもできるので便利なのだそう。
「たとえば、普段なかなか行けない九州の熊本に夫が行くことになったときも、先に航空券とホテルを予約して、『熊本ではこんなこともできるみたいだよ』と子どもたちにプレゼンし、行きたい人を募っていました(笑)」
●旅の目的より先に「行く場所」を決めることが大切
旅行をする場合、先に「やること」が決まっていて、それに応じて行き先が決まり、ホテルを予約する、というパターンが多いものですが、先に場所から決める、というスタイルに変えてから、行動力が格段に上がったと香村さんは話します。
「以前は『どこか行きたいけど、なにをしようかな』と悩んで結局行けずじまい、ということもあったのですが、今ではもう『土日が空いてる』『1泊2日空いてる』となったら、先にホテルを予約しようといった考え方に変わってきて、週末の楽しみ方がぐっと広がりました。思いがけない場所との出合いもあり、それがまた楽しいんです」
週末は徹底的に楽しむことが精神的な身軽さに
そんな週末ステイの間には、仕事はいっさい持ち込まないそう。
「基本はパソコンも持っていかず、仕事からは完全に離れるようにしています。家では仕事と普段の暮らし、週末は仕事を切り分けて、週末の楽しみという風に現時点ではやっていますね」
意識的にオフの時間をつくることが、精神的なリフレッシュにつながっている、と香村さんはいいます。
「場所を変えるだけで本当に気分転換になりますし、週末が長く感じるんです。家にいると、家事があって、またちょっとパソコンも開いたら、平日の続きみたいにあっという間に半日が終わってしまう。そこをえいやっ! と切り替えるのがいいのかなと思います」
とはいえ、ゆくゆくは旅先でも少し仕事をするような、いわゆるワーケーションのようなスタイルも取り入れていきたい、とも考えているそう。
「先日、対談させていただいた方が、海外に行った際に、午前中は仕事をして、午後から家族と合流する、というように仕事と遊びを上手に使い分けていて、すてきだなと。でも今は、仕事となると没頭してしまう私にとっては、意識的に分けることが、精神的に身軽になるためには大切かなと考えています」
※ この記事は2025年4月にvoicyチャンネル「明日のわたし研究所 by ESSE」で放送した内容を再編集して記事化しています
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