「とりあえず置き」を卒業する3ステップ
すべての画像を見る(全4枚)すっきり暮らすために必要なことは、まず「捨てる」ことではなく「戻せる仕組み」をつくることです。以下の3ステップで、“とりあえず置き”をやめる仕組みを整えていきましょう。
●ステップ1:とりあえず置いてるものをリストアップ
まずは、家のなかで「いつもここにものがたまるな…」という場所を観察してください。そこにどんなものが集まってくるのかを把握しましょう。
●ステップ2:定位置を決めるor仮置きボックスを用意
次に、郵便物には「一時保管のレターケース」、子どもの作品は「見せる収納コーナー」など、戻す場所をつくります。すぐに定位置が決まらない場合は、仮の置き場所を設けるのもおすすめです。
また、すぐに確認できない書類は「あとでチェックBOX」をつくって、そこに保管。1日の終わりに必ずそこを確認しましょう。就寝前に見るというルールを決めてから、このボックスがあふれることもなくなりました。
●ステップ3:使ったら戻すを習慣化
置き場所が決まったら、家族と共有して“使ったら戻す”ことを定着させていきます。わが家では、目立つ場所にラベリングしておくことで、子どもたちも自然と戻せるようになりました。
ものの戻る場所が決まれば片付けもうまくいく
毎日のとりあえず置きが積み重った結果、部屋がごちゃつき、それを目て「片づけが苦手なのかも…」と落ち込んでしまう方も少なくありません。でも大丈夫。コツは「捨てる」ことではなく、「定位置を決めること」です。
どこに戻すかが決まっていれば、自然と散らかりにくくなります。そして家族間でもわかりやすくなり定位置に戻すことを協力してくれるはずです。
まずは、リビングの一角や引き出しひとつなど、小さなスペースから始めてみましょう。定位置があることで片付けに追われる毎日から、少しずつ解放されていきますよ。