季節の変わり目は、体調や気分が揺らぎやすい時期。「60代になると日々のペースは少しゆるやかになる一方で、そんなちょっとした変化を敏感に感じるようになります」というのは、暮らしと心の整え方をYouTube「60歳からの幸せライフ」で発信しているライフさん。そんな時季の夜、自分に優しく過ごすためヒントを伺いました。
すべての画像を見る(全7枚)自分をふわっと包むようなひととき
朝晩の気温差に、ふと疲れを感じる季節の変わり目。そんなときこそ、夜の静けさがいっそう心地よく感じられます。忙しかった日も、うまくいかなかった日も、夜の過ごし方次第で気持ちがふっとほぐれていくのを実感しています。
今は、夜は「がんばる時間」ではなく「手放す時間」——そう思うようになってから、眠る前のひとときが楽しみになりました。
1.一日の終わりは、優しい光とともに
夕方になると部屋の明かりを少し落として、昼から夜への気持ちのきり替えを意識します。スタンドライトや間接照明に変えると、心も自然とゆるみます。
夜はさらに灯りを落として、キャンドルややわらかな光の中で過ごすのが心地よく感じられます。オレンジ色の灯りや炎のゆらぎには、季節の不安定さを包み込むような温かさがあると感じています。
2.いらない思いを手放す
季節の変わり目は、気持ちがちょっと揺れがちな時期。眠る前には、心に残ったモヤモヤや「言わなきゃよかった」などの後悔を、そっと手放すようにしています。
夜になると、小さな不安や反省が大きく感じられることも。でも、深呼吸をひとつして、「今日はここまで」と自分に声をかけてみると、気持ちがふっと軽くなるのを感じます。夜は心の静けさを取り戻す、大切な時間です。