気温の差が大きい季節の変わり目。知らず知らずのうちに体や心に負担がかかっていることもあります。そこで、暮らしや生き方のヒントをYouTube「60歳からの幸せライフ」で発信しているライフさんから、この時季、心と体を「ちょうどいい状態」に戻してあげる習慣についてお話を伺いました。
すべての画像を見る(全8枚)午後にちょっと立ち止まる
60代になって、午前中から夕方にかけて心や体のバランスがゆっくり変化していくのを感じるようになりました。だからこそ、午後には少し立ち止まって、「今の自分にちょうどいいこと」をしてあげるよう心がけています。
小さなことばかりですが、続けていると毎日が穏やかに流れるようになった気がしています。
1.午前中に少し歩く買い物を
家にこもりがちな日でも、午前中にちょっとだけ外に出るようにしています。近所のスーパーまでの買い物でも、歩いているうちに気分が整ってくるのを感じます。
無理に「運動しよう」と思わず、外の空気を吸って、季節の景色に目を向けることは、気分転換となる大切な時間です。
2.冷たい飲み物は控えめに、常温を意識
暑い日でも、冷たい飲み物をぐいっと飲むのは控えめにしています。できるだけ常温の水やお茶を選んで、体の中を冷やしすぎないように意識しています。ちょっとしたことですが、冷えからくる疲れを防ぐ助けになっている気がします。
年齢を重ねると、飲み物ひとつとっても「ちょうどよさ」を選ぶことが大事です。
3.「深呼吸を5回」意識してみる
気がつくと呼吸が浅くなっていることってありませんか? 私はお昼の時間帯に、意識して深呼吸を5回するようにしています。ゆっくり吸って、ゆっくり吐くだけ。それだけなのに、体がふっと軽くなったような気持ちになります。
忙しいときほど立ち止まって、自分の呼吸に意識を向ける。この習慣が、私の気持ちをリセットしてくれます。