キッチン、とくにシンクや作業台の周りはいろいろな「作業中の道具」がたまります。濡れたままの台ふきんやまな板、洗ったリサイクルゴミが邪魔だったというのは、ESSEフレンズエディターで整理収納アドバイザー・防災士・つっぱり棒マスターの堀中里香さん。「ステンレスポールとつっぱり棒を活用したら、キッチンがとても快適になりました」という堀中さんが、その活用方法を語ります。
すべての画像を見る(全5枚)濡れたものの一時置きをキッチンに設置
野菜の袋や食品トレーなどのプラスチック容器や牛乳パック…。分別収集が行われている地域でリサイクルゴミとして出すは、捨てる前に洗わないといけません。
ゴミの日までしばらく置くなら、洗った後は乾かしたい。でも、水きりカゴは洗ったお皿でいっぱい…。そこでステンレスポールが大活躍!
ポールにリングつきピンチを付けておけば、リサイクルゴミをぶら下げて乾かすことができます。水きりカゴに置いておくより断然早く乾くので、早く片づけられるんです。おかげで、キッチンが快適に使えるようになりました。
ゴミだけでなくプラスチックの保存容器など軽いものならピンチで挟んで干すこともできるし、フックがついているザルなどはピンチに引っかけることもできます。場所を取らずに乾かせるので、重宝しています。
大きなものや細長いものの収納にもおすすめ
まな板ってどこに収納していますか? 乾いたときに置く場所は決まっていても、乾くまで水きりカゴに置いておくのはジャマだったりしますよね。わが家ではまな板をポールにツイストS字フックで引っかけて収納しています。すぐに乾くし清潔だし、使うときに引き出しから出す必要もありません。
水筒を洗うスポンジトングのような細長いものもしまう場所に困りますが、それもポールにつるす収納で解決。つるす収納は、大きいものや長いものにもってこいです。
熱さ・まぶしさ・視線を布で防ぐというアイデアも
夜、キッチンの窓をあけて空気を入れ替えたいけれど、外からの視線が気になりますよね。そんなときこそつっぱり棒の出番! 窓枠につっぱり棒をつっぱって季節柄の手ぬぐいをかければ、ちょっとした目隠しになります。
明かりが直接当たって熱く感じるときは、電球の手前に布をかけて熱が当たるのを防いだり、年齢のせいかまぶしく感じる明かりの光量の調節にもなっています。