空前のおにぎりブームで、さまざまなショップがおにぎりビジネスに参入中! 今回は、そのなかでもとくに話題となっている、コメダ珈琲店の新ブランド「おむすび 米屋の太郎」の商品と&3COINSの新たな取り組み「スリコオニギリ」を実食! 果たしてどちらの方がおいしいのか、いつも腹ペコ、入社2年目の編集部員Mが食べ比べてみました。
すべての画像を見る(全6枚)先攻!コメダの「塩むすび」はのりがうまい!
まず紹介するのは、コメダ珈琲店が新たに手掛けるおにぎり専門店「おむすび 米屋の太郎」の「塩むすび」(税込¥150)。コンビニのおにぎりとさほど変わらない値段で専門店のものが食べられるのは、なんだかおトクな感じがします。
話はずれますが、塩むすびなのにのりがついてるのって、珍しくないですか? 気になって調べてみると、どうやらお米だけでなくのりにもこだわっているよう。好漁場である伊勢湾、なかでも鬼崎とよばれる地域の優等級のりを使用しているのだそうです。もうおいしそう。
そんなのりへの期待も高めつつひと口食べてみると…期待以上に磯の香りがふわっと広がり、「これはのりが主役かも…!」と思うほどのうま味!
お米のもちもち感、ほのかな塩味もバランス抜群。これぞ求めていた「塩むすび」!でした。
後攻!スリコの「だしむすび」は新しいおいしさ
お次に紹介するのは、3COINSが限定店舗で発売している「スリコオニギリ」。そのなかからもっともシンプルな「だしむすび」(税込¥270)を購入してきました。
「塩むすび」はよく見かけますが、「だしむすび」って初めて食べる気がします。見た目もほんのり茶色がかっていて、だしがよくしみ込んでいるよう。
ひと口食べてみると、とっても優し~いお味! 食べる前は「塩むすびのだしが効いたバージョンかしら?」くらいに思っていたのですが、想像以上にだしが主役! シンプルな見た目同様、お味もすっきりとしているのですが、噛むごとにお魚系のだしの深いうま味を感じます。
原材料名には、「昆布」のほかに「混合削り節(鯖 うるめいわし むろあじ)」の表記が。複雑なうま味は、これが理由だったのか…!と納得です。
コメダの塩むすびよりも、なんとなくですがお米の甘みを感じた気がします。
コメダvsスリコ 筆者の感想は…
2つを実食して、筆者が感じた感想はこちら。
・のり好きはコメダ、のりなしが好きならスリコ
・コスト重視ならコメダ、ボリューム重視ならスリコ
・お米のもっちり感重視ならコメダ、甘さ重視ならスリコ
・オーソドックスなおにぎりならコメダ、珍しさならスリコ
個人的に、お味はスリコの「だしむすび」の方が好みでした。
ですが、コメダは150円、スリコは324円と2倍以上お値段も違いますので、コスパに関しては意見が分かれそうです。
以上、今回はおにぎりブームに参入したコメダ&スリコのおにぎりを食べ比べてみました。3COINSは取り扱い店舗がなんと2店舗のみ、コメダもまだまだ展開は少ないようですので、詳しい情報はぜひ公式ホームページでチェックしてみてくださいね。
※ 紹介した商品は、すべて著者自身で購入したものです。店舗への問い合わせはご遠慮ください
※ 紹介した商品は、取材時に各店舗で販売されていたものです。店舗により価格や取扱商品は異なります。仕入れ状況によって同じ商品がない場合や、既に販売終了している可能性もありますので、ご了承ください