悩む時間が減り、自己肯定感が高まった
すべての画像を見る(全6枚)物事を成し遂げられない、継続できないということが長年のコンプレックスでした。早起きという小さな習慣を持てたことで、こんな私でもできることがあるというささやかな自信につながりました。
朝のうちにタスクを達成することも「私はできている、すごいぞ!」というポジティブな気持ちが生まれる要因となっているように思います。
人と比較しては家のなかでひとり悶々と悩む時間は無くなり、今では、興味のあることに進んでチャレンジしてみるといった機会が増えてきました。
昨年から通っている話し方教室もそのひとつ。たくさんの人と話せたら世界はもっと広がるはず。楽しみながらとても前向きに取り組めています。
自己肯定感が低いということに悩んでいる方は、少しずつ朝の時間を増やしていくと、なにかしらよい変化をもたらしてくれるかもしれません。
6時起き、5時起きを経て、4時起床が目標に
77歳まで仕事をしていた母が、朝3時半起きを習慣化させていました。きっかけは職場の清掃をお願いしていた方が退職されたこと。人に頼まず、自分で全てやってみようと思い立ったことが早起きの始まりだったと言います。
4時過ぎから始業の8時頃までほぼノンストップで全体の掃除と1日の準備をしていたそうです。17時頃に帰宅する母はいつもへとへとに疲れてはいましたが、その表情はどこか充実感に満ちているようでした。
日が落ちて間もない20時近くになれば自然と眠くなる。そんな母のルーティンに以前から憧れがあり、最近は私も4時起床を目標に過ごしています。
5時起きとの違いは、1日の長さが体感として大きく変わるというところがあります。朝の1時間と夜の1時間。同じ60分間でも、その質はまったく異なるものです。
今後の生き方として私は、朝の貴重な1時間をより大切にしていきたいと、しみじみ感じています。