おかずを何品もつくるのが大変…というお悩みは、せいろで解決! ここではせいろを2段使った、「白身魚の蒸し料理とポテトサラダ」のつくり方を伝授。バラエティ豊かなせいろ料理レシピが人気の料理家・りよ子さん考案のレシピを紹介します。

春キャベツと白身魚のマスタード蒸しと新ジャガポテトサラダ
せいろを2つ重ねれば同時調理が可能! 料理の幅が広がります
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2つのせいろを使って主菜・副菜を同時に調理!

具材を入れた2つのせいろ

主菜は野菜たっぷり洋風蒸し。副菜のポテサラも、せいろなら一気に加熱して混ぜるだけ!

●春キャベツと白身魚のマスタード蒸し&新ジャガポテトサラダ【2つで蒸し時間15分】

【材料(2人分)】

1段目〈春キャベツと白身魚のマスタード蒸し〉

  • 白身魚(好みの切り身・今回はタラ) 3切れ
  • 春キャベツ 1/6個
  • 粒マスタード 大さじ2
  • みりん 大さじ1と1/2
  • 豆苗 1/4パック

2段目〈ポテトサラダ〉

  • 新ジャガイモ、卵 各2個
  • ウインナソーセージ 4本
  • A[マヨネーズ大さじ2 粒マスタード小さじ1 塩、コショウ各適量]

【つくり方】

白身魚のマスタード蒸しの準備

(1) キャベツは1cm幅に切る。魚はそれぞれ半分に切る。

(2) せいろにクッキングシートを敷き、(1)のキャベツを広げ入れ、魚をのせる。魚に粒マスタードを塗り、みりんを回しかける。

ポテトサラダの準備

(3) ジャガイモはよく洗い、皮つきのままひと口大に切る。ソーセージは1cm幅の斜め薄切りにする。

(4) (2)とは別のせいろの端に(3)のジャガイモをできるだけ重ならないように入れる。クッキングシートの上に(3)のソーセージをのせ、ジャガイモの隣に置く。あいたところに卵を殻のまま入れる(卵がジャガイモとソーセージに直接触れないようにする)。

せいろを重ねて蒸す

(5) 鍋に湯を沸かし、(4)のせいろをのせ、(2)のせいろを重ねる。フタをし、15分蒸す。蒸し上がったら(2)のせいろにざく切りにした豆苗を入れてフタをし、しばらく余熱で火をとおす。

ポテトサラダを仕上げる

(6) 下段のせいろの卵の殻をむく。ボウルにジャガイモと卵を入れてほぐし、ソーセージを加えてAで味をととのえる。

[マスタード蒸し1人分173kcal]

[ポテトサラダ1人分279kcal]

【ポイント】

主菜は、魚のうま味を吸うようにキャベツを下に。ソーセージは脂がせいろにしみるのでクッキングシートにのせる。

※ おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう

今回使用するのは直径21cmのせいろ

2~3人分のおかずがつくれて、万能に使える初心者向けサイズ。4人分のおかずをつくりたい人は、2段分用意してください。今回のレシピなら、材料を倍にして加熱時間を3~5分追加すればOK。

●じつはすごい!せいろの魅力3つ

近年人気が急上昇しているせいろの3つの魅力をご紹介!

・野菜がたっぷりとれてヘルシー

面倒な下ごしらえいらずなのに、蒸すだけでおいしさが凝縮。かさが減るからもりもり食べられます。

・調理も片づけもじつはラクチン

焦げる心配がないので、加熱中はほったらかしでOK。お手入れもサッとふくだけ&よく乾かすだけ。

・盛りつけ下手でも見た目が華やかに

せいろは調理道具と大皿を兼ねたアイテム。木の器感覚で使えるので、そのまま食卓へ出しても!