いつ来るかわからない震災。自宅の地震対策は万全ですか? 防災のプロ・国際災害レスキューナースの辻 直美さんの、東京の自宅で実際に行われている、地震対策についてご紹介します。今回は「つり戸棚」に入れていいもの&100円ショップの材料でつくる「飛び出さない収納ケース」です。
すべての画像を見る(全6枚)つり戸棚には軽いものだけ入れる
つり戸棚に入れてもいいものについて、辻さんに教えていただきました。
●ロックをかけたうえで当たっても平気なものだけ収納
対策をしつつも、つり戸棚に収納するのは軽いものに限定を。ダスターやスポンジ、ペーパータオルなどのストック置き場に使うのがおすすめ。
●震度5以上でロックがかかる「耐震ラッチ」がおすすめ
種類も豊富で、あとづけも可能な耐震ラッチ。「耐震ラッチは防災においてお金のかけどころです。といっても、1000円前後ですが」
家具・キッチンの扉に使用すれば、地震発生時に威力を発揮。地震発生時に内部の感知式センサーが揺れを瞬時に感知し、ロックします。震度は5弱以上で感知。
※5弱以下でも作動する場合もあります。
●つり戸棚にお酒は絶対NG
落下の危険に加え、火の使用中にお酒が割れてこぼれたら引火するリスクが。お酒は低い位置に収納を。