ものを循環させれば“新しい自分”に出会える

笑顔のやましたさんと平野さん
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平野:ものを手放すと、「捨てることの大変さ」も実感します。そうすると「安いから」「セールだから」というだけでは買わなくなる。いいサイクルが生まれる気がします。

やました:私はどんなに気に入ったものでも、「私の手元にとどめておく必要はない」と思っています。だから服も器も「すてきだね」とほめてくれた人にあげちゃう。でも不思議と、ほかの人が着るとよく見えてくるのよね(笑)。

平野:あるあるですね。自分があげた服なのに、すっかり忘れて「その服かわいいね」ってほめたりして(笑)。でもだれかが着てくれるなら、抵抗なく手放せます。私は春になると、服だけでなくメイクポーチも見直すんです。やっぱり春は、アイシャドウもリップも明るい色をつけたくなりますから。

やました:コスメってなかなかなくならないから、季節ごとに見直すのはいいアイデア! そうでもしないと、何年も前に買ったコスメが残っていたりするから。でも酸化したり、ケースが汚れてしまったコスメで自分を演出するなんて、残念すぎるものね。

平野:メイクって人それぞれ決まったやり方があって、なかなか変えませんよね。でも古いコスメを手放して、新しいものに買い替えるだけで“今の顔”になれる。気分もがらりと変わります。

やました:断捨離は新しい自分に出会えるチャンス。春にふさわしく、ものも空間も一新して、ネクストステージを楽しみましょう!