いくつになってもコントロールが難しい、自分の気持ち。怒りやイライラをガマンすることで、逆に気持ちが落ち込むことも。「最近になって、怒りの逃がし方を身につけられたように感じています」というのは、YouTube「60歳からの幸せライフ」が人気の60代YouTuber・ライフさん。ここでは実体験から、「怒り」の逃がし方について語ってくれました。
すべての画像を見る(全2枚)怒りは「見ない」ことで沈静化
中学生くらいまでの私は、自分が「これはおかしい!」と思ったことならつっかかっていく、人のけんかも買うような子どもでした。
大人になるにつれて徐々に感情をオブラートに包む方法は覚えていきましたが、最近になって、怒りの逃がし方とでもいうのでしょうか、気持ちをコントロールするノウハウを身につけられたように感じています。
だれかの行動や言動に怒りを感じたら、まず自分と相手を置き換えて考えてみます。すると、「自分もそう言っちゃうかもしれないなぁ」とか、「じつはよかれと思ってやったことかも」などと、納得できることもあったりして。気持ちの落としどころが見つかりさえすれば、怒りは少しずつ沈静化。心もスッと落ち着きます。
それでもやっぱり納得できないことは、経験上、放っておかないほうがいいことなので、きちんと相手に伝えます。
気をつけているのは、その場で伝えるということ。時間が経ってしまうと、相手もなんのことを言われているのかわからないだろうし、こちらもうつうつとした感情がたまって大爆発、ということが起こりがちなので。