「イヤなところを見ない」ことも一手

ライフさん
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イヤなところは見ない、というのも、なかなかいい手なんじゃないかなと思っています。人のイヤなところって、一度気にしだすと次から次へと見えてきてしまうじゃないですか。そうなるともう、関係を修復することは至難の業。一対一のおつき合いであれば、縁をきればすむ話だけど、コミュニティのなかではそうもいきません。

だから私は、イヤだなと思う部分には目をつぶり、相手のすてきなところを見つけようと、心がけているんです。簡単なことじゃないけれど、まわりの人もきっと、私に対して目をつぶってくれているところがあると思うんですよね。どんなこともお互いさま。そう思うと、多少のことには目をつぶれるから不思議です。

「人は自分を映す鏡」とはよくいったもので、そんなふうにいいところ探しをしていると、相手からもよくしてもらえることがたびたびあって。最近、そんな好意の循環をよく感じています。

怒りやイライラ、モヤモヤを我慢していると、気持ちがふさいだり、自己嫌悪に陥ったり。私にもそういう経験があるからこそ、YouTubeでは私なりの解決法をご紹介したいなと思っています。視聴者の皆さんから寄せられるコメントに、「そういう方法もあったんだ!」とヒントをいただくことも多いんですよ。

私のYouTubeチャンネルが、ラクに生きるヒントをみんなでシェアする場になれたら、こんなにうれしいことはありません。

書籍『元専業主婦・今ユーチューバー 64歳、やめて捨てたら手に入った、幸せな暮らし』(扶桑社刊)では、子育てで物の多い生活を強いられてきたライフさんが、大物や服捨てに目覚めた経緯と、おおざっぱな性格でもすっきりした家をキープする整理術を紹介。さらにYouTubeでもっとも反響があった、60歳を境に大きく変わった友人関係についても深堀りした1冊です。

※ この記事は『元専業主婦・今ユーチューバー 64歳、やめて捨てたら手に入った、幸せな暮らし』(扶桑社刊)より一部抜粋、再構成の上作成しております。

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