自分の黒歴史を赤裸々に描いた漫画を、インスタグラムで発表している大盛のぞみさん。2人の子どもを育てる母でもある彼女が、“ほっこり下品”な、ゆるい子育て漫画をお送りします。
ド田舎の義実家での同居がスタートしたものの、トラブル続き。身も心も疲れ果て…。
うまくいかない同居生活。そして引きこもりがちに…
同居にあたって、私がまずしたのは風呂場のシースルー対策。
楽天市場で、ガラスにはるシートを買ったんだけど、それが届くまでの対策として、カレンダーの裏にクレヨンで絵を描いたものをはりつけた。
「だれも風呂場なんか見やせんわー!!」
と、義父サダムは憤慨してたけど、んなこたぁ知ったことじゃねえ! 私がいやだと思ったらそれがすべてだ!! と強行突破。
これでほぼ問題は解決した、と思ったけど、まったく解決できなかったのが食事問題。
義母ナツちゃんは私が台所に立つのはおろか、冷蔵庫をあけるのもやめてほしい派。
ご飯をじゃんじゃんつくってくれるんだけど、食べ慣れない野菜料理に息子が「これ食べられない~! きらい!」と最悪の反応。
「なんでそんなこと言うの。一口食べてごらん! おいしいよ!」と、慌てて場をとりなそうとするも、義父サダムが「いつもこんなもんじゃ~! まずいんじゃ~!」と孫へのフォローにも義母ナツちゃんへのフォローにもならないウンコ発言。
二人ともお願いだから黙っててくれ!! と、食事どきはフルフル震えて場をやり過ごす時間になってしまった。
息子には、せっかくつくってくれたご飯を嫌いなんて言われたらどんなにつらいか、という説教をしつつ、義母には息子の好物を伝えつつ、好き嫌いするなんて自分の育て方が悪かったんだろう…と胸の中がどんより(今考えるとありえないほど殊勝な思考回路)。
そんなこともあり、ご飯の時間=息子や義父サダムがまたなにか言いだすんじゃないかとハラハラする緊張タイムに。
なにもかもそこまで考え込む必要なんてないんだよ!! と当時の私に伝えてやりたいけど、考えれば考えるほどなにをどうしたらいいかわからなくなり、部屋に引きこもるようになってしまった。