片付ける時間をつくれる人と、そうでない人には決定的な違いがあります。それは「あと回し癖」や「ダメ人間だから」ではありません。整理収納アドバイザーとして、数多くの散らかった家の片付けをサポートしているおまいさんが、片付けの時間を生み出すコツを教えてくれました。日々ヘトヘトで片付けまで手が回らず、SNSで整った部屋で穏やかに暮らすアカウントが目に入ると自分と比べて落ち込んでしまうという方必見です。
すべての画像を見る(全5枚)片付けが得意な人は「家事に時間をかけない」
矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、片付いている人ほど家事に時間をかけていません。逆に、片付けられない人ほど家事をたくさんしています。
なぜなら、片付けが得意な人は「優先順位をつける力」があるからです。
片付いた家を維持するには、ものに優先順位をつけ、不要なものを手放していくことが必要。それができる人は、ものだけでなく、日々の「家事」「子どものお世話」「人間関係」にも優先順位をつけています。
「やりたいこと」や「“本当に”やらなければいけないこと」だけにエネルギーを注ぎ、それ以外のことには必要以上に時間をかけません。
片付けが苦手な人ほど、がんばりすぎている
一方、片付けが苦手な人は、ものにも、日々のタスクにも優先順位をつけるのが苦手なことが多いです。
結果、「本当はやりたくないけど、やらないと困る」と思い込んでいる家事・子どものお世話・人間関係に、無意識のうちにたくさんの時間とエネルギーを使っています。
でも、時間が有限なのと同じように、あなたの精神力や体力も有限です。忍耐や根性だけでどうにかなる問題ではなく、がんばりすぎることで常にエネルギー切れを起こし、ストレスフルな状態がデフォルトになっている人がとても多いんです。